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SF白い雲  作者: 白木
176/1226

組織が明らかに

 鹿島は更に質問を続けた。


「志村博士が脇坂博士より古書を送られて、別子山村、西方城、そして今回の南尾城の発掘のヒントを得られたと政府関係者の一部は見ています。その点は?」


 尋問のようなものであった。それも、S工大以外者である自分を特科班に迎えたと言う整合性として、他の博士を納得させる為のものか・・?志村は考えながらも答えた。


「確かに私が在籍していたT大学へ、平安中期に書されたと思しき古書が脇坂博士より送られて来ました。その中で、特異な集団の存在を四国の別子山村の山岳民族に推定するに到りました。別子山村では2日間脇坂博士とは滞在を共にし、その時に西方城の調査を依頼されました。それが全てですが、南尾城については、私と助手の品川君が存在を確認しました。しかし、それは存在を確認してもつまり、政府関係者による監視及び妨害で、適いませんでした。脇坂博士は、存在を確認していても全く自身では動けない事を私に託されたのでしょう」

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