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SF白い雲  作者: 白木
172/1226

組織が明らかに

「南尾城の構造ですが、地下2階、地上5階建てになっており、その内部は極めて複雑です。つまり侵入者に対す隠し部屋とか、秘密の通路等に利用されたものと思われます」

「その目的とは・・?」


 ここで、S工大出身者で現在A国へ籍を置く天才発明家、工学博士として名高い小柄な時村が尋ねた。


「南尾城の構造や建築技術は、当時では考えられない高度なもので、通信、研究、医療も当時の常識やレベルを遥かに超えたものでした。つまり、南尾城こそは、要塞に近いものとして建立されたと想像します」

「それを裏付ける証拠として・?」


 京西が尋ねる。志村が、出土した数々の品を示しながら説明をすると、どよめきの声が上がった。


「現代医療のような治療を行っていたと?」

「そうです。治療には麻酔、針、メス、注射器まで存在しました」

「あり得ない・・・」


 京西が言うと、香月が答えた。

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