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SF白い雲  作者: 白木
170/1226

組織が明らかに

 パネルディスカッションが始まると、一同は驚きの声を発した。


「これが、歴史より紐解かれた西方城、そして南尾城の全容です。西方城発掘のヒントとなったのが、愛媛県赤石山に産する橄欖岩です。この城の土台そのものがその石で覆われ、城壁内部は滑石で装飾が施され、その外壁と内壁は石灰岩の粉・・つまりコンクリートで建造されていたと言う事です」

「ほぉ・・1つ伺いたいが、西方城の建造は西暦何年頃になりますか?」


 髭黒の気象学者として、又世界的に数名しか居ないと言われる*安西理論の理解者である名高い墨田博士が志村に質問した。


「約1500年から2000年以上前と予想されますが、年代そのものは特定出来ていません。何故なら、我々が調査出来ない現状に置かれて居た訳ですから」


 鹿島が少し横を向いた。政府関係者が封印して来た事だ。


「では?どう言う経路で、今度は南尾城発掘を?」


 今度は天文学者として名高い門田が細い眼を広げながら聞いた。

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