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SF白い雲  作者: 白木
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志村恭介編 ニ尾城

 その沢木の孫、三木 優は、今や少年天才博士としてS工大でも天才少年少女チームのリーダーであるが・・未だ彼等は登場して来ない。

 2人の研究が政府機関として、どのような方向性を持つのかこの時点では分からないが、お互いに同様の挨拶を交わした後、2人はある人物と面会する事になる。それは、志村にも関係する人物であり、いよいよ驚愕の展開へと発展する訳であるが、まずは2人の研究テーマについて、その人物から紹介したい。

 又、清治はその特異な能力で、何かを嗅ぎ取っていた。それはやがて大きな事態へと発展する予兆として捉え始めていたのだった。不思議な輪廻、縁は、各々の利害やこれまでの人生をも大きく変えて時を刻み始めた。


「香月博士、貴方はどう思われます?私はずっとイギリスで脳医学の研究をしていたんですが、突如S工大に呼び戻されました」


 黒い顎鬚を蓄えた、少し大柄で、眼鏡を掛けた京西博士だが、意外と小さな声で香月に尋ねた。


「さあ・・私も予想が出来ません。脳医学の世界的権威である京西博士と、私の分野である研究の共通点とは・・?」


 香月も首を捻った。京西がぽつりと言った。

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