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SF白い雲  作者: 白木
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志村恭介編 ニ尾城

・・・良く言うよ。隣の品川は思った。全ては志村が学内で発表済みであり、その調査に対して難癖をつけて反対し続けていたのは岸上だったでは無いか。だから敢えて、志村は独費での調査を決心したのだ。


「それは、今まで教授が発表されてこられて無かったですよね、何故急に?」

「私の研究に対する重要度がようやく認められて来て、その環境が整って来たと言う事です」


 平然と岸上は言った。


「ところで、紅水晶ですが、どのような発見価値がありますか?」

「はい。しかし、水晶の発見は集落とは直接関係がありません」

「すると、それ程重要なものでは無いと?」

「いえ、別子山村の人達にとっては、貴重なものです。神崇としての対象物としては充分に歴史的価値が見出せます」

「成る程。では、この写真週刊誌に掲載されている、地球上で尤も硬いと言われる硬度10のダイヤモンドより硬いと言うのはどうでしょう?」

「ふふふ。それは、何の根拠も無いでたらめですね。それでは、証拠をお見せしましょう」

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