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SF白い雲  作者: 白木
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志村恭介編 ニ尾城

「勿論、今県と調整中ですわ。後2ヶ月ほどあれば、何とか」

「それでは遅すぎますよ。既に連休真近で、大勢の見物人が増えて発掘作業にも支障が出ている状況なんです。これが夏休みまで伸びたら、それこそ・・」

「まあ、まあ。我々も一生懸命にやっとります。が、この調査発掘のお陰で、村も多少活気が出て居るので・・あっはっは。これは冗談ですがな、ははは」


 品川が眉間に皺を寄せたのを見て、山田村長は笑った。そんな意図があって、わざと県の許可を先延ばしにしているのでは無いか・・品川は思った。品川は、この狸村長とこれ以上やり取りをしていては・・と、村役場を後にした。


「おやっ!」


 役場を出て、周囲を見渡した品川が、向かいの山の中腹辺りで、何かが光ったような気がして慌てて双眼鏡を取り出したが、それは一瞬の事で、もうその正体は掴めなかった。

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