表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
SF白い雲  作者: 白木
119/1226

志村恭介編 ニ尾城

「だが・・由利。君の家(文房具店)に、影響は?」


 岸上のやった事を見透かしているかのように、志村が言う。


「大丈夫・・昨夜、父さん、母さんが心配無いって言ってくれた。T大学からの文具納入の取引の件は、はっきり断るって。契約を私の結婚への重しにはしないからって」


 会話を聞いていた恵二が唾をぺっと吐いた。


「しかし・・権謀術数の権化のような奴だな、岸上ってのは。聞けば聞くほど、全ての事に虫唾が走るぜ」


 恵二が怒った。

 恭介は由利の肩を抱いた。


「ま・・ここから先は闇だが。でも危険だ。既に品川君まで引き込んで行動してるとなると・・」

「私は恭介さんと一緒よ。これから」

「ああ・・俺ももう離したくない・・由利を。恵二・・お前はこれから俺の連絡役として動いてくれるか?」

「ああ!いいとも」


 恵二は心良く受けた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ