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挑戦!未来に向かって
こうして、空間変異の実験は急速に進められて行く。一時的に、偶然では無く、陰陽の宇宙の接触スポットに二つの空間を用意する。その空間とは、この現世宇宙にまず一つのファルクラム空間を創生する事。これはただちに可能であるが、このファルクラムスポットに次元を流れ込ませると言う山田理論だ。これまで思いもつかなかった、陰の宇宙の次元を流入させようと言うのである。ファルクラムはその次元の干渉によって矛盾的空間変異を起こし、そこが充満される、しかし、そこのエネルギーは行き場を失い、陰宇宙に逆流して行くと言うものであった。その逆流に乗り、陰宇宙のファルクラム内が陽宇宙のエネルギーを消去しようと言う働きが起こる。つまりそこに陰宇宙のファルクラムが出来ると言うのである。後は、正逆の論理・・拮抗する陰陽宇宙は、そこでエネルギーを均衡させる。




