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SF白い雲  作者: 白木
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過去との遭遇

 それから困難な作業が始まった。密かに進められていた陰陽の世界に行き来する・・そこに突入すれば、再び戻る事が出来るのか・・と言う事が一つ。そして、陰の世界に突入して過去を破壊したら、未来が変わると言うのはこれまでの考え方と同じ。過去に干渉しては、未来が変化する。

 が・・これを一番危惧していたのは、実は優であった。金のような天才博士が存在すれば、過去世を変えられる事は一瞬にして、地球連邦が消える事を意味するのだ。同時に彼らも消えるのだが、そこまで彼ら異能人が特定したらば、有り得る話だった。地球連邦は、今正に存亡の危機にある。更に過去世には真世異能人の恋人であった品川DNA金博士が居と考えられる。彼らが元の姿で合流する過去まで遡り、再びこの陽宇宙に現れれば、今度こそ危急存亡の戦いをせねばならないのだ。金は地球連邦政府の科学力を過去に持ち込んだのだから・・

 優の杞憂するものは非常に大きかった。そして英才教育による第二ファルクラム内養成機関では、続々と天才児達が現れ、優率いる司令部にも配置されていた。

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