起点
田「そこまでは僕も分からん」
K昇星「合流出来て良かった。3日目にこの変化が観測される事はS昇星とここへ合流した甲斐がある」
優「微弱な電波がSTBの光と関連したら、或いは・・」
ダリン「或いは?三木理論で言う所のデストンネルですか?」
全員「ええっ!」
誰もが理解出来ていない言葉であった。唯一理解出来ていたのは、ダリン一人だったからである。
優「安西理論で言う所のファルクラムでは、解き明かせない部分が幾つかある。つまり、安西理論を完璧に理解した上で、更に矛盾の生じる領域がある。その領域をデスポケット、或いはダークマターと過去予測したまま発見証明出来なんだ謎の物質、幽霊物質じゃわな。質量が無いこの物質が何故存在するんかと言う不思議・・無いものを証明せにゃならんのやきん、ここにどなな方式を当てはめても解き明かせん。ほんで、その実験をデスポケットでやった。金博士はここから別次元に確かに移った。じゃきんこそ、この実験をやる意義があるんよ。つまり、これを明かさん事には、地球連邦は今の一瞬のうちにも消え去るかも知れんのやきん。それが今回の最大の発動意味じゃ、皆さん」




