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闘争心我にあり!  作者: 沢村隆
第二章
8/17

その男【壁の高さ】を知る。

点差が点差だがまだ逆転出来ない点差じゃね

絶対に諦める訳にはいかね!

あの男が先輩チームに流れをあたえたように

俺も流れを断ち切て流れこっちに向ける‼

大輝は今まで以上のストレートを投げ続けた

まるで地区予選の決勝戦で投げていると錯覚させるほどに気合いが入っていた‼

まず一人目を三振でアウトに取り二人目も三振に取った!まさに流れは新入生チームと先輩チームの間を交互に取り合う形だった!

そして先輩チームに流れを与えた男が打席に立った…


樽崎(八回に来てさらに球威が上がった、まだこの試合を逆転出来ると思っているみたいだ、残念だが俺がその気持ちを断ち切ってやろ。)

ここでこの男を三振に打ち取ったら流れは一気にこっちに傾く絶対に三振に取る!

そして大輝は初球をストライクにした。

星(お前のストレートだったらまず高めはかなず打てないだからあえて低めストレートを投げてカウントを稼いでラスト一球はインハイにストレートを叩きこもう‼)

この試合の一回から大輝の球を受けていた【星武憲】はそう考えた。

大輝は変化球がないので星は大輝のストレートを最大限に生かす配球をずっと考えて大輝をリードしていた、そのため大輝は今だに先輩達をノーヒットに抑えれていた、

まさにこの試合の影のMVPは星だった!

そして星は大輝が投げやすいように大きく構えた!

大輝(ありがとうよ!星!)

そして大輝は低めにストレートを投げた、

だが樽崎はそれをファールにした!レフトスタンド左に逸れたが飛距離は充分ホームラン級だった!

星「大丈夫だ、金田良い球いってる自分を信じろ!」星は胸を叩いた!

児玉「お前のストレートやったら充分抑えれる」

国分「こっちに打ったして良いよ!」

ショートの国分が声を掛ける

ベンチ「勝負や金田!」

みんな任せっとけ!

大輝は星が構えるインハイに向かって渾身の力を入れたストレートを叩きこんだ‼

樽崎(甘い)

カキーン‼

打球はセンターに飛んだ!

星(よし!打球は詰まっている)

大輝「頼んだぞ良太‼」

良太(任しとけ)

だが打球はまだ落ちない、さらに下がる福井

だがまだ落ちない

良太(嘘だろ!)良太はジャンプした!

だが打球は無情にもスタンドインした…



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