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異世界10冊ノート ~無からノートを作り出すだけの男、流石に無双できない~  作者: ろうそく魔神
トライデアの人格破綻者たち

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DDノート♢ページ5

■ヴェルス

 超奇跡:勇者

(勇者っぽい必殺技が使える、人々の困りごとを解決するとレベルアップする?詳細不明)

 身長:179cm

 年齢:30 男性

 特徴:自称勇者、金色の鎧、派手な装飾のされた剣と盾、ツンツンの黒髪、常に自信に満ちた顔

 職業:トライデア異界騎士団 団長(仮)、魔導戦争を終わらせた英雄

 備考

 一応日本出身らしいが、この世界で振る舞う姿にその面影はない。

 完全に伝説の勇者だと思い込んでいる。

 魔獣との戦闘では『魔王を討伐するのは俺だ!』という意気込みのもと大技を当たり一面にぶっ放し、そのせいで余計な魔獣まで引き連れてきてしまうため周りの騎士団員は迷惑しているらしい。

 戦闘力は本物なのでたちが悪い。

 朝の4時だろうと民家を手当たり次第に訪問し、『困りごとはないか』と聞いてまわるのが日課らしく、人々からは妖怪のように恐れられている。

 同じトライデア異界人、自称エースパイロットのキッドとはライバル関係。


■キッド

 超奇跡:機兵

(10m超えのロボットを呼び出し、搭乗。武装を自在に呼び出す能力?詳細不明)

 身長:172cm

 年齢:24 男性

 特徴:自称エースパイロット、赤髪、蒼い瞳、鋭いツリ目、紫のパイロットスーツ、声がでかい

 職業:トライデア異界騎士団 団長(仮)、魔導戦争を終わらせた英雄

 備考

 特殊工作部隊のエースパイロットという()()でロボットを操作して戦う。

 『偵察任務』と称して勝手に魔獣の群れに単独で突っ込んでいき、発見されると『やむを得ない、戦闘許可を!』と勝手に戦闘を始め、勝手に弾薬を全部使って窮地に追い込まれる、というのを繰り返している。

 こんな破綻した戦い方をするのには、独自の評価基準『撃墜数(スコア)』を稼ぐためではないかと言われている。

 ※エースパイロットは部隊で最も撃墜数が多いもの、ということらしい

 また、彼は深夜だろうと『テスト飛行』と称して街の上空を飛び回るので苦情が絶えない。

 同じトライデア異界人、自称勇者のヴェルスとはライバル関係。


■アルテ

 超奇跡:懐柔

(静止した動物を手で撫でるとカード化、自在に呼び出して使役する能力?詳細不明)

 身長:162cm

 年齢:23 男性

 特徴:魔獣大好き、白と黒の混じったさらさらな髪、中性的で端正な顔立ち、無邪気

 職業:トライデア異界騎士団、魔導戦争を終わらせた英雄

 備考

 魔獣を使役する能力を持ちながらも異常に魔獣を愛しており、友達として接している。

 戦闘ではキッドとヴェルスがうち漏らした魔獣を使役し、後片付けをしているので騎士団としてありがたい存在ではあるのだが、魔獣を操る能力そのものは前例がないものらしく不気味がられている。

 街中で子どもたちを対象に『魔獣教室』なるものを開いて、魔獣の生態を()()を使って勝手に説明しており、国中の保護者から危険な存在として敵視されている。


■レギナ

 超奇跡:女王

(本名を呼んだ人間に指示を強制する能力)

 身長:163cm

 年齢:22 女性

 特徴:自称女王、まっすぐな金色の長髪、派手な赤いドレス、白くて綺麗な肌、気品に溢れている

 職業:トライデア異界騎士団、魔導戦争を終わらせた英雄

 備考

 正当な王家がいるにも関わらず、トライデアの女王を勝手に名乗っている。

 戦闘ではヴァース人に指示を行うことで、最大限のパフォーマンスを引き出して戦況をコントロールする。

 ただし、彼女の指示で動くと体を限界まで酷使することで筋肉痛になるため、騎士団員に嫌われている。(実際に操作された俺も今、体中が痛い……)

 彼女の出で立ち自体には女王らしい気品は備わっている。

 しかし、あまりにお転婆で身勝手な性格と、名前を呼ばれるだけで体を操作されるという能力のせいか、周囲に世話をしてくれるような人間はいない。

 そのせいで構ってしまった俺が遊び相手としてロックオンされてしまったようだ……

 この流れ、ラルミラのときと一緒じゃないか……?

 どうやら俺はこういう面倒な人間には都合の良い存在らしい。


◯コメント

 トライデアの異界人は自称勇者、パイロット、女王に加え、異常な魔獣好きまで取り揃えたバラエティに富んだ連中だ。

 団長代理のミレイはそれらが起こす迷惑の処理と莫大な税金をかけた後始末、団長の事務仕事を同時にこなしているため、めちゃくちゃ多忙。ストレスが限界まで溜まっているようだ。

 その八つ当たりを俺に向けるのはやめてほしかったが、同情はできる。


 また、重要なのはトライデア異界人の中に『ガァルたちの復讐相手』がいるということだ。

 俺はこの中からその相手を見つけ出し、ガァルたちに報告する必要がある。

 とはいえ正直に伝えてガァルたちとトライデア異界人全員が戦闘しようものなら、とてつもない惨事になるのは目に見えている。


 ガァルたちとの取引はキョウヤとも相談して決めたことだったが、俺の考えが浅かった。

 ラルミラで心を読んで犯人を見つけて終わりかと思ったが、そんな簡単な話ではないらしい。


 ここからはトライデア異界人、ガァルたちの動きをコントロールするため、キョウヤとラーちゃの助けを借りて穏便に済ませる方向で動く必要がありそうだ。

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