表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【クラシック短編】パスピエ

作者: 歪な真珠

朝より

目が覚めた。

先程までいた夢の世界では、時間帯は真夜中。整備された道路で青白く光る街頭が印象的だった。

車の通りもなく、私達は夜道を走っていた。誰かに手を引かれて。

誰かはとても焦っていて、まるで私を何かから逃すために、ただただ手を引いたまま、無言で、振り返らずにひたすら、走る。

私は、手を引かれているその時間がとてつもなく愛おしかったが、覚えているのはそこまでで、特に起承転結がある訳ではない。


おそらく寝る前に消し忘れた、スマートフォンから聴こえるピアノ曲と日差しを添えて、夢の余韻に浸っている。


ドビュッシー作曲、ベルガマスク組曲 第4曲目 《パスピエ》

https://m.youtube.com/watch?v=7kWsMexg0zg


ドビュッシー作曲のパスピエがとても好きで、この曲を聴いて、いつも想像することを文にしてみました。


この《パスピエ》は「ベルガマスク組曲」という4曲から成る組曲の中の第4曲目です。最も有名なのは第3曲目《月の光》だと思います。

ドビュッシーまだまだ素敵な曲溢れているので、こうやって短編的なものを通じて、クラシック音楽を紹介できたらなと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ