血脈を継ぐもの 断片
贄の絆と同じ世界設定で、「血脈を継ぐもの」の後半にあるシーンの抜粋です。
王の側妃の子セイエイの物語。
その昔、狭間から魔の者が大量に生じ、世界は危機に陥った。世界を救うために、ある人間の一族と精霊は力を合わせ、なんとか世界は滅びの運命から逃れた。最後まで共に戦った一族に、精霊の女王は告げた。この戦いで精霊は傷つき疲弊しきってしまった。しばし我らは眠りにつく。その間、一族には閉じきれなかった狭間から少しずつ生じる魔の者たちを退ける役目を引き受けてほしいと。そして、いつか、精霊が力を取り戻し目覚める時、精霊の王と一族の王は再び邂逅するであろう、と。
そして現在。世界に、精霊の息吹が少しずつ感じられるようになっていた。精霊の王の目覚めは近い。
約束の一族の王は、一度は臣下に降った、側妃の子セイエイ。正妃の子アカツキが成人するまでの中継ぎの王である。
王の側妃の子セイエイの物語。
その昔、狭間から魔の者が大量に生じ、世界は危機に陥った。世界を救うために、ある人間の一族と精霊は力を合わせ、なんとか世界は滅びの運命から逃れた。最後まで共に戦った一族に、精霊の女王は告げた。この戦いで精霊は傷つき疲弊しきってしまった。しばし我らは眠りにつく。その間、一族には閉じきれなかった狭間から少しずつ生じる魔の者たちを退ける役目を引き受けてほしいと。そして、いつか、精霊が力を取り戻し目覚める時、精霊の王と一族の王は再び邂逅するであろう、と。
そして現在。世界に、精霊の息吹が少しずつ感じられるようになっていた。精霊の王の目覚めは近い。
約束の一族の王は、一度は臣下に降った、側妃の子セイエイ。正妃の子アカツキが成人するまでの中継ぎの王である。
荒野で
上
2019/03/23 05:00
(改)
下
2019/03/24 05:00
(改)
願わくば我が主に平穏を
願わくば我が主に平穏を
2019/04/22 05:12
セイエイ26歳ぐらい
セイエイとシャル
2019/11/03 20:07