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【2周目】帰還と今後

盗賊成敗しながら諸国漫遊の旅も終わり無事城に帰って来た。


現在、農作業に従事している元野盗の監視は怠らない。

弁慶には手間をかけるが、野盗に喝を入れてもらう。


義経、与一はなぁ。子作りに励んじゃうしなぁ。まあ、自身が倒した頭領だけは合わせるか。




ただし、城内でもやる事は山積みだ。

まず、火薬だ。与一を呼ぶ。

「与一。予め言っておくがこれは極秘事項だ。親方様にも、半兵衛さえも内緒で動いて欲しい。口の堅い其の方だけに与える重要な仕事だ」

「これは、世の中の戦を根本から変えてしまう程の重要な武器だ。その製作をお前に託したい。くれぐれも他の国に漏らさない様にせよ。」

さすがの与一も真剣な表情になった。私は火薬の理論と製法を教え、現段階では不可能であるが与一に託した。


与一ほどの適任者はいまい。その洞察力。研究に向いている。何より口が堅い。いつかは日本初のスナイパーになれるかもしれない。



次は武器・農具の開発。

この担当は、弁慶だ。


「弁慶。お主に新しい武器を作ってほしい。ある国では、長い槍を用いて戦を有利に導いたと聞く。ただ長いだけでは無用の長物。それだけではない。農機具の改良も思案している。鍛治と相談の上、私が考えた物を作って欲しいのだ」

「あと私が城主になった後の話だが、お主に兵の訓練を任せたいと思っている。野盗どもを使って、実際どんな訓練をすれば育つかを見極めて欲しいのだ」

「血の気の多い野盗どもも喜ぶと思うぞ」



次は義経だな。

「義経。貴殿には他国の情報を集めて欲しい。ただし、自ら赴くのではない。騎馬隊を育成するのが本来の目的だ」「貴殿の部隊を作れ。好きなように。野盗どもから使えそうな者を探しても良い。騎馬が少数精鋭で突撃出来る部隊が理想だ。さらに、敵陣の視察、敵国の様子・戦さ場の地形の把握など何でも器用にこなせる部隊だ」

「戦はまだまだ先だ。しかし、騎馬兵育成には時間がかかる。今からでも、人材を集め訓練するのだ」

「大将首をとれる貴殿だ。期待している」



最後に半兵衛か。

「半兵衛。義経に偵察・他国の情報を掴む部隊育成を依頼した。弁慶は武具や道具の開発だ。思う所があれば、力を貸してやれ」

「半兵衛。お前は私の軍師だ。その他にも内政を考えて欲しい。優秀な文官を集め国を富ますぞ。富国強兵って言葉がある。これからの安房はそうありたいものだ」


「それとな半兵衛。お願いがあるのだ」

「栄養のある物を沢山食べ、夜更かしをするな。健康であれ。これは、主命である。これに背いた時は処罰の対象となると思い知れ」

「病で私より先に逝ったら、絶対許さぬ」








ちょっと長くなりました。


国取りまでの序章は、まだまだ続きます。

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