エピローグ
真っ白な部屋に戻って来ていた。
ディスプレイには様々なこと想い出の場面が流れている。
義経のバックドロップや北条との合戦の様子。
半兵衛との小田原見物から、小田原城潜入。義経の女装。
武田騎馬隊に向かい、与一が火矢を放ち、弁慶が信玄と一騎討ちしている。
桶狭間で、敗走しめちゃくちゃ逃げてる。
高松城水攻めしたが、みんな失敗だなって顔してる。
長曾我部と鯨見物や相撲大会。門が爆弾で粉々。驚いてる土佐の面々。
クライマックスは、謙信との死闘。
謙信が切腹し、「ゲームエンド」の文字が出た。
目が覚めた。ベットの中だ。
夢オチ。それはないよ。
謙信から受けた刀傷残ってるもの。
はあ。二度とやるか!このクソゲー。
半兵衛「殿が消えた?」目覚めた第一声だ。
与一「謙信公の切腹見てたらいなくなってた」
半兵衛「なるほど、そうかもしれないですね。戻られたのかも」
義経「何処に戻った?」
半兵衛「わかりませぬ」「分かってる事は、殿が残した日の本はとても良い国です」
弁慶「これからどうするのだ」
義経「海を渡ってまた始めから天下を統一しよう」
与一「それも面白いかも」
半兵衛「また、新たな民の笑顔を見たいですね」
義経「殿の真似をすれば良い」
与一「我等が、正義だ!って実際恥ずかしい」
弁慶「それは今度、与一の役目だ」
与一「絶対、嫌だから!」
ありがとうございました。




