【上杉】宣戦布告
九州征伐が終わった。
朝倉も東北も四国も全て統一したのにゲームエンディングにならない。
あそこか、最後の最後であの方と勝負するとは。
配下4人で訪れる。
「やっぱり来たか、里見の小倅よ。要件はわかっている。この上杉謙信の首だろ」
「言える立場ではありませぬが配下に いや雌雄を決しましょう」
「そうだ。戦うのだ」
「場所は、川中島で如何ですか」
「よい。腕がなるの」
「皆、よい面構えになった。嬉しいぞ」
まさにラスボスの雰囲気満載だよ。
戦国時代最強の男。上杉謙信。
ずっと親しく敬っていた上杉謙信。
敵わないけど目標にしてた上杉謙信。
思い出たくさんだよ。上杉謙信。
そう言えば、凡人なんて二つ名つけたよな。
里見が天下を取るのもわかっていた感じだった。
怖い人だ。見透かれてる気がする。
今まで、史実の裏を突いたり、チートな武器を手に入れて戦ったけど、何も通用しない気がする。
でも、これが最後の戦いだ。やってやる。
その前に配下ひとりひとりと話さなくちゃ
弁慶、ありがとう。
貴殿が最前線を支えてくれたお陰で里見勢は負け無しだった。感謝する。特に農耕具で百姓の暮らしが楽になった事は言うまでもない。
「殿、私は何より 私の作った農具が多くの人に使ってもらえた事が嬉しい。ありがとうございます。召し抱えてくれて」
与一、ありがとう。
「おまえには苦労させた。大変な防御戦もあったな。あの火薬を失敗作なんて言って悪かった。あれは大成功だった。本来なら狙って作る方が難しいのだが」
「殿、楽しかった。火薬も殿だからこそ活かせた。殿は本当に面白い人だ」
義経、ありがとう。
「戦の要としてよく働いてくれた。盗賊退治からお前の戦闘は既に伝説となっている。民の憧れであり、生きる希望だ」
「殿。愛馬を賭けたり、女の服を着せたり色々してくれたな。今となっては良い思い出だ。楽しかったぞ。次は海を渡って新たな戦いだ」
半兵衛、ありがとう。
「お前のお陰で我らはここまで来た。感謝している。特に民に尽くしてくれた。この国を良き国にしたのは半兵衛だ。誇ってくれ」
「殿、民が幸せになれて良かったですな。私こそ果報者です。殿と一緒に民を想えて。殿は誠の名君ですぞ。私の方こそ感謝申し上げたい」
「誰一人欠けてもこうはならなかった。皆がここで顔を揃えられた事に感謝しようぞ!」
「なあ、殿は自分が一番頑張った事に気付いてないのか?我らは殿を手伝っただけであるし、それは苦痛でなく喜びだったのだぞ」
「殿は肝心なとこで抜けてるからな」
「面白い奴だ」
「そこが殿の良いところ」
「馬鹿なのか?」
まあいい、思い残す事は無いいざ最終決戦へ。




