【浅井】小谷城 陥落
関東・東海を手中に収めた。
次は近江浅井長政だけど忙しい。
既に随一の大名になってる筈。面会が絶えない。
大きな権限を明智に持たせて、捌いてもらう。
来た。外国の宣教団。
キリスト教の布教。ノーだよ。拒否だ。
でもね。条件次第で少しだけ許す。
その条件とは、船をくれ。一笑に付された。やっぱダメだよね。じゃあ、火薬だ。
「おっ。渋い顔」
与一が作った音だけ爆弾を見せたら、少し協力してくれるらしい。
早速、商談だ。大砲の発注。これも無理か。
鉄砲の製造方法。絶対無理っぽい。
今言ったこと、考えといてね。そしたら布教許すよ。
あとさ、次来る時はカボチャ、ジャガイモの最新種とか農作物を沢山持って来てね。最上級の絹をお土産に持たす。
さあ、浅井攻めだ。
相手は兵4000人。里見勢は2万準備した。
浅井家で要注意なのは朝倉家の存在だ。こちらは謙信さまに牽制してもらう。美濃攻略の前から書状を送ってある。
謙信は戦が出来ずに退屈していたところだった。
現状、朝倉家は名門と言われるだけあって強いし国も豊か。謙信でさえも簡単にはいかないだろう。
準備は成った。出陣だ。
いつものやるよ。
「皆の者、よく聞けぃ」
「我が軍は将軍家の御ため、京を目指す。今回の敵は浅井長政。将軍家のご威光を見せるのだ」
「将軍家と共に!我が軍は、正義だ!」
与一曰く「里見って将軍家になったのか?」
浅井長政の居城は小谷城。山城だ。
山の尾根道に沿って要害が築かれている。
守りの浅井勢同士連携されると厄介だな。各砦を同時に攻撃だ。秀吉がやった作戦を真似る。すごいな。秀吉くん。天才だよ。順調に砦が堕ちてくよ。
こちらは大群勢だし、当然の結果だね。
本丸まで落としたが、浅井長政は逃げたらしい。
あっちの山か。大獄城にいるに違いない。
大獄城には、浅井長政の家族もいた。そう信長の妹・
お市だ。戦国随一の美人との話だが、微妙。人妻だしね。
夫の長政は自害していた。
柴田勝家を呼び、お市とその子供の世話を頼む。将来結ばれるといいね。勝家、頑張って。
近江朝倉家の備えとして、義経・弁慶を回してある。北近江はほぼ手中だ。山本勘助を呼び寄せて朝倉家からの守りを固める。
義経・弁慶は琵琶湖に沿って南近江を攻める。京に向かうのだ。
明智光秀は海沿いの伊勢を南下させる。
次は紀伊半島制覇かな。




