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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

<短編>LOST WORLD

作者: 泉海斗

 久しぶりにオリジナル作品を書いてみたいと思い、ゾンビ系の作品を考えてみました。

 連載するかは分かりませんが、もし書くとしたらというこういう設定で書いていきたいと考えています。


 そう遠くない未来だろう。

 人は進化し続ける生き物だ。だがその臣下は恩恵を授けるだけでなく、時として人に破滅をも与えるものへと変貌する。

 人はいつから自らを神と名乗るようになったのだろうか。

自然環境に住む生命体の上位に立つようになってからだろうか。

それともはるか昔からであろうか。

 人の欲望とは無限なるものである。決して満足することはなく、より良きものを、より便利なものを追求し続ける。

 そして時は2150年。人類は再び戦争の火種をあちらこちらで生み出すようになっていた。外交、宗教、社会、食料などという様々な問題が発端となっている。

 より多く、より早く敵を殲滅する。自軍の被害は最小限に、敵軍の被害は最大限に――それの極みというのは強力な重火器でもなければ、戦闘機でもなかった。

 バイオテクノロジーの領域が遂に神の頂にまで上り詰めた時、それは生まれた。

 人型生物兵器――後に「ゾンビ」と呼ばれるようになる存在。

 それは異常なまでの生命力や純粋な腕力などというもの持ち、もはや理性というものはなく、人間の本能である繁殖というのを満たすために動く存在だ。

 それを開発したのはバイオテクノロジーが進んでいたアメリカとそれの傀儡と化していた日本。

そしてその実験台として選ばれたのが日本のとある都市にある田舎町だった。

 第一段階はそれに必要なウイルス――Lウイルス―を死刑執行間際の囚人に討つということだった。数秒もしないうちに囚人の男女は全身を襲う激痛と熱に悲鳴をあげ、床を転げまわる。そして大人しくなってすぐにゆっくりと立ち上がった。

 すでにその姿は人間の頃のそれではなく、白目をむき出し、言葉ではない声を漏らすただ繁殖のために動き回る人型の生物兵器と化していた。

 そして第二段階、その出来上がった人型生物兵器をその田舎町に放つ。

 作戦開始の時は午前七時。人がそれぞれの活動の場所へと向かうために外に出る時間帯だ。そんな人が行きかう中に、人ではなくなった存在がひっそりと息を潜め、通行人の背後に立っている。

 主人公はとある都市にある田舎町に住んでいる高校生の少年。

 学校において突如として日常が地獄へと変わってしまったのを目の当たりにし、この土地から脱出するために動き出す。

 ともに戦う友人たち。

 生き地獄という空間をともに生き残り、脱出できるのか。

 都市が封鎖され、一斉消毒が行われるまでのタイムリミットは一週間――その僅かな時間で人間たちに何ができるのだろうか。

 読んでくださり、ありがとうございます。

 今後とも泉海斗をよろしくお願いします!!

 それでは!!

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― 新着の感想 ―
[一言] こちらにもゾンビものの短編があったので、拝読させていただきました。 ひえ~実験台で最後には一斉消毒されちゃうんですか、田舎町目もあてられないですね。映画とかに出来そうな内容ですね。
[一言] ぜひ連載してください!
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