表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
荒野につがれる物語  作者: |||&_.
中断章
21/33

21

一緒に来るかいと、お隣さんは言った。


「俺はここを離れる。ここはもう『処分』されたんだ」


すぐに、ここは人の住める場所ではなくなる。

ここに残っても、この先どうしようもなくなるのだと、お隣さんは言った。


「俺と来れば、君はまだ歌い続けることが出来る。新しいマスターにつけば、新しい唄だってもらえるんだ」


砂が舞う。その風の中に、お隣さんの声が混じる。


俺は、これからシェルターに行く。


君は、どうする?



――――僕は。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ