表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

パラエイドリアン

ある夏の午後。少年は走っていた。きっと大変なことになるぞ!と。

期待でフル稼働した鼓動がまるごと、地面を蹴る力に変換されるようだった。

汗で身体にまとわりついたシャツは、まるで放熱機構の一部のようにオーバーヒート寸前の身体にブレーキをかけようとするが、喜びは口角を吊り上げるほどに噴き出していた。

空はどこを見上げても眩しかった。


『オカルト研究会 日誌』 1月29日


新種のUMA「パラエイドリアン」

この世界とパラレルワールドの狭間を行き来している生物らしい!

SNSでもオカルト雑誌でもまだ取り上げてる人は少ないからチャンスかも。

見た目はいわゆる星形の、ザ・ヒトデって感じ。

実はUFOの一種だったりして。

最近あんまり成果なかったしめっちゃモチベ上がってきた!


『オカルト研究会 日誌』 8月 3日


パラエイドリアンの死体発見!

と思ったけどどうやら違うらしい。

生物部がなんとかヒトデだって教えてくれた。

手?足?が千切れてて、なんか病気だったんじゃないってことも。

図書室にあった本にそう書いてあったらしい。

病気のヒトデってほぼUMAじゃね?


---


――波の音が聞こえる場所にて。


もしも蟹の類が、物理法則の一切を無視して、最強の鎧を身に纏うことができたとすると、きっとその鎧の名は拒絶で、その身はもっと脆弱だっただろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ