元王子の復讐劇〜悪意はこの世に必要ない〜

主人公ハルはサルトマリア王国の第一王子。
5歳になったばかりのある日、いつものように勉学に励んでいると近くの荒野での魔族、龍族、人族、天使族などすべての種族が参戦した戦争が勃発。
サルトマリアは人族の他国から囮にされ戦火に見舞われる。
焼かれる城下町、死にゆく民⋯命からがら家臣と共に逃げ出したハルは決意を固める。
「強くなりたい、もう何も奪われないように。」
家臣たちと別れ修行の旅へと出る。
北方で10年間の修行を積み、各種族最強の神徒の座にまで上り詰める。
だか、あの日の深い悲しみや怒りは消えることはなかった。
「魔族も龍族も天使族も！この世から消し去ってやる。」
そんなハルの復讐劇が始まる。