初迷宮とレアドロップ
今眠気を覚ますためにコーヒー飲んだばっかだからハイテンション!
だから文がおかしいかも
「ふわぁ〜、よく寝た。」
昨日は疲れていたためすぐに寝たリルは、翌朝とても早く起きた。
(とりあえず食堂に行ってみようっと)
そう思いリルは食堂に向って歩き出した。
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「おはようございます。女将さん。」
「あら、昨日の坊やかい。早起きなんだねぇ。飯にするかい?」
「はい。食べます!」
「あら。元気ねぇ。何が食べたいかしら?」
「えっと……女将さんのおすすめで!」
「うーん。じゃあ黒パンとホロロークの卵焼き、ノッチーのベーコンにするよ。何か嫌いなものはあるかい?」
「大丈夫です。ぜんぶ食べられます。」
「坊やは偉いねぇ。うちの子なんて好き嫌いばっかだったのにさぁ。」
「え?お子さんいたんですか?」
「まぁねぇ。ただ俺は世界一の冒険者になるんだ!って家を出ていってねぇ。それからずっと音沙汰なしさ。」
「そうなんですか……失礼しました。」
「別に死んじまったなんてことはないさ。ちょっと待ってな。今作って来てやるから。」
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「お待たせ。ほら。暖かいうちに食べな。」
「ありがとうございます。いただきます。」
(ん〜。やっぱり美味しいな。)
「美味しいです!ごちそうさまでした!」
「ははっ。喜んでもらえて何よりだ。それよりこれからどうするんだい?」
「えっと。迷宮に挑戦してみようかと。」
「そうかい。迷宮かい……気をつけなよ。」
「はい!ありがとうございます。ではまた!」
「あぁ、また来な!」
そう挨拶を交わし、僕は依頼を受けるため一度冒険者ギルドに向かった。
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「あ、おはようございますわ。リルさん。依頼を受けに来たのかしら?」
「えぇ、迷宮に挑んでみようかと思うので、何か良い依頼あります?」
「じゃあ、Eランク魔石を15個集める、なんて依頼はどうかしら。報酬は銅貨3枚と鉄貨6枚ね。」
「じゃあそれで。」と答えると、ギルドカードにEランク魔石を15個集める。の文字が現れた。
カミシャさんに聞いてみると、受けた依頼はギルドカードに表示されるそうだ。
少しカミシャさんと話をしてから、僕は迷宮に向かった。
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迷宮 第一層
中は薄暗いが明るさがあり、生活魔法のライトも使っているので視界には困らなかった。
「それにしてもゴブリンいないなぁ。」
10分くらい探していたが中々見つからず、さらに30分ほどウロウロしたがゴブリンのゴの字もないまま時間が経っていった。
「うーん。少し疲れたし休憩にしよう。」
そう一人で呟き、近くの石に腰を掛ける。
すると-カチッ-という音がなり、リルの座っていた石ごと下に落ちていった。
「イテテ……ここはどこだろ?」
リルは大きな扉の前にいた。
「うーん。なんだろう。この扉。入ってみよう。」と、なんの考えもなく、扉を開け「すいませーん!誰か居ませんかー!」と大きな声で問いかける。
すると中にいる生物、ゴブリンたちが一斉にこっちを向いた。100匹を超えるゴブリンに、ちょっと大きめのゴブリンもいた。
だがリルはそんなことは知らない。
「あ?!ゴブリン!こんなところにいた!」と叫び、考えもなく突っ込んでいく。
指輪から短剣を取り出し、切っては次、切っては次と、どんどん倒していき、ゴブリンの群れは次第に数を減らしていった。
中にはかなり大きいゴブリンや杖を持ったゴブリンもいたのだが、そんなのは関係ないと言うかのように、ことごとく一撃で切り伏せた。
最後に椅子に座り、王冠を被ったゴブリン
に剣を突き刺して倒した。
「ふぅ。中々疲れたなぁ。そいえば魔石はどうなったんだろ。」と思い、辺りを見渡すが、魔石らしきものはなく落胆していると、何故か頭の中に指輪。という考えが浮かんできた。
とりあえず指輪の中身を見ると、倒したゴブリンの魔石、ドロップアイテムの数々が表示された。
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Eランク魔石×94 スライムやゴブリンなどから取れる魔石
Dランク魔石×18 ゴブリンファイターやゴブリンソーサラー、ゴブリンナイトやオークなどから取れる魔石
Cランク魔石×1 ゴブリンキングやオークジェネラルなどから取れる魔石
ゴブリンの錆びた鉄剣×82 ゴブリンを倒すと一定確率で落とす。攻撃力は微妙だが、溶かすと鉄に戻るため高めの値段で売れる。
ゴブリンの杖×8 ゴブリンソーサラーを倒すと一定確率で落とす。魔法を使うとき威力に微量だが補正が入る。初心者魔法使いに重宝されるため高めの値段で売れる。
ゴブリンの王冠★ レアドロップ。金と宝石で出来た王冠なのでとても高値で売れる。
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ドロップ品を確認し終わったリルは、次へと進むと思われる扉をあけると、そこには石碑のような物があり、しばらく見ていたがよく分からなかったので鑑定を使い、石碑の情報をみた。
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転移魔法陣の石碑
レアリティ 伝説級
遥か昔に神々が自動で成長する迷宮を作るとき、いちいち行き来するのは面倒くさいだろうという好意で作ったもの。
触ると迷宮の外に出ることが出来る。
10階層ごとに一つあり、一度触る登録され、次に迷宮に入るとき直接登録された石碑の位置に移動できる。
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(なるほど。とりあえずこれを触ればいいのか。)
そう思い石碑を触ると、少し揺れてから辺りに光を出した。
少し眩しくリルは目を瞑り、開けたときには迷宮の外にいた。
(わぁ、すごい!ほんとに転移出来るんだ!)と思いながら、依頼の報告をしようかと思ったが、今日はもう疲れたため宿に向かった。
「すいませーん!今日も泊まっていいですか?」
「あぁ。昨日の坊やかい!空いてるよ。食事付きかい?」
「はい!女将さんのご飯は美味しいですから!」
「ははっ。嬉しいこと言ってくれるね。よし!割引で銀貨1枚にしてやる!」
「ありがとうございます!あまりお金がないので助かります!」
「いいよいいよ!飯を食わなきゃ何とやらって言うからね!しっかり食べてしっかり寝る!強くなる秘訣だよ!ほら。部屋の鍵だ。食事になったら読んでやる。しっかり休みな!」
「ありがとうございます。よろしくお願いします!」とお礼を伝え、僕は部屋に入った。
「そいえばステータスってどうなったんだろ。ゴブリンいっぱい倒したからレベル上がったかなぁ?」
そう思い、僕は「ステータス」と唱える。
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名前 リル
年齢 10歳
種族 人族
LV.35
職業 ???
HP 7500/7500(+500)
MP 18000/18000(+500)
STR 7100(+100)
MAT 7050(+50)
VIT 7000
MDF 7000
INT 10500
RES 7000
DEX 8900
AGI 12450
LUK 17500
スキル 英雄の卵・鑑定LV.7・短剣LV.8・二刀流LV.7・器用貧乏LV.9・急所突きLV.6・ダブルスラッシュLV.6・火魔法LV.2・水魔法LV.2・光魔法LV.4・時空魔法LV.1
称号 スライム虐殺者・英雄の卵・ゴブリン虐殺者・魔物を切る者
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やった!魔法だ魔法!
疲れたよぉ。眠いよぉ。因みに★はレアドロップ表示です!