magic Knights
今まで全く小説や漫画などを描いたことがないですが、1つの趣味として書いてみることにしました。暖かい目で応援とアドバイスして貰えるととても助かります。
第1話 魔法界化
主人公の名は、三日月 朋也
彼は、平凡な学校に通う高校2年生である
季節は春、一学期スタートの時期である
朋也「はぁ〜あ、今日からまた毎日同じような学校
生活の始まりかぁ〜」
後ろから自転車が近づいてくる音が聞こえてくる。
朋也には、1個歳上の幼なじみの神留 大智という
親友がいる。
大智「なぁ〜に、今日からまたつまんねぇ〜日々が始 まるみたいな顔してんだよっ」
朋也「だてに長い付き合いしてませんね〜。だって
つまんないもんは、つまんないだろ〜」
大智「お前には卓球という素晴らしいスポーツを極めるという楽しい事があるだろ〜」
朋也「ただの部活だっつーのwww、まぁ楽しいは楽しいけど、毎日同じことの繰り返しじゃな〜」
大智「じゃあ、恋人でもつくるんだな〜www」
朋也「そんな簡単につくれたら、非リアなんて存在しないわ〜ww、モテ男はいいですね〜楽しそうで〜」
大智は、女の子から数多く告白されるぐらいかっこいいのである
大智「俺だって好きで好かれてるわけじゃねーわい」
朋也「でた〜羨ましすぎるセリフ、俺もそんなセリフ言ってみたいな〜www」
何気ない会話をしてる時に何か空に異変があることに大智が気づく
大智「あれ?なんか空から降ってきてないか?」
朋也「おまっ今昼だぞ〜?流れ星じゃあるまい」
と言いつつも空を見上げる
朋也「何あの黄色い流れ星みたいなやつは」
その内、空を覆い尽くすほど大量の数の流れ星のような光が空を走り始める
そして、2つの光がこちらに近づいてくる
大智「ん?これ、俺ら死ぬパターンのやつか?」
朋也「あぁ〜彼女も出来ずに死ぬのか〜ww、まぁ次の人生始めるのも悪くないね」
瞬く間にこちらに向かって近づいてきて
光が体に触れた途端、体内に入ってくる感覚を感じ、その後体が直立したまま動けなくなる
約1分後、やっと動けるようになった2人は、顔を見合わせた
大智「ん?死んだか?なんだ?今の動けなくなるやつは」
朋也「バカやろ〜生きとるわい、動けなくなった時は死んだかと思ったけど」
大智「まぁいいや、さっさと学校行くぞっ」
大智はチャリにまたがりこぎだそうとする
朋也「乗せてけー」
大智「二人乗りはダメって母親から習わなかったのか!?降りろバカ〜」
こうして何も無かったかのように普段の学校生活が始まり、放課後になる
朋也は、卓球部に所属しており、大智もその部員の1人
そして朋也が密かに想いを寄せる、南 千帆という大智と同じ歳の女性部員の3人だけ
顧問は、職員室でまったりしており、全くと言っていいほど顔を出さない
これでも卓球部は、地区大会じゃ割といい順位をとるほど
平凡のちょっと上みたいなところのレベルである
そして部活が始まるなり、3人のまったりトークが始まる
千帆「二人とも、朝の黄色い光みたいなのみた?」
大智「あぁ〜体にぶつかってきたやつか」
朋也「体が動けなくなった時は死んだかと思った」
千帆「え?体が動けなくなったの?」
朋也「うん!1分ぐらい、千帆さん動けたんですか?」
千帆「私は普通に動けたけど、周りの子達も動いてたよ?大丈夫?二人とも」
大智「やっぱ俺ら死んでるかもなwww」
朋也「お葬式は盛大にあげて欲しいものですね」
千帆「縁起悪いこと言わないで、怖いから、ちゃっちゃと帰って寝よ」
朋也「まだ部活始まったばかりなのですが」
大智「よし、帰るか」
朋也「いや、おい!待てやww」
その後多少体を動かして帰ることにし、千帆とは帰り道が真逆なので別れた
帰り道
大智「朝のあの光なんだと思う?」
朋也「さぁー?生きてるみたいだし、何も異常なさそうだしね」
大智「まぁ気にしてても仕方ないか」
朋也「そうだね」
大智「じゃ!また明日な!」
朋也「うぃーす!」
こうして2人は別れ、家に帰り、そして次の日
朝からテレビが賑わっていたが気にすることなく
家を出る
今日は大智さんとすれ違うことなく学校につき教室に入る
教室では、なんか今更自己紹介的なものをやっていた
自分の席に座り、隣の席の、湯ノ口 涼に話しかける
朋也「涼〜おはよっ、みんななにやってんの?これ
2年生になって自己紹介する意味あるの?」
うちの学校は、人数が少なくクラス替えというものがないのである
涼「おはよっ!え?ともや頭から杖生えてきてないの?」
少しの間沈黙になる、
朋也「はーあっ?ん?えーっと?
ごめん、涼、あと1年待ってな!そしたら車の免許とって、病院連れて行ってあげるからな!」
涼「大丈夫!正常だから!」
朋也「え?まさか、みんな厨二病みたいに杖持ってるのは、みんな頭から生えてきたってこと?」
涼「そだよ!!」
朋也「まだ夢の中か、1発殴ってもらっていい?そろそろ起きないと遅刻するかも」
涼「大丈夫!現実よ!受け止めて!」
一通り涼から説明を受けて、頭から杖が生えてきたことと、魔法的なものが使えること、人によって使える属性?が違うことを教えて貰った
朋也「そんなファンタジーな世界があって良いものか、ちなみに涼はどんな魔法が使えるの?」
涼「僕のは火属性の召喚系かな?」
朋也「おー、見せてご覧なさいよ〜、床コンクリだから床に召喚してみせて」
涼「いくぞ!ほれっ」
ポンっという可愛らしい音の後に
猫っぽい、いや、火でできた猫がそこに現れる
朋也「あら!可愛いわね、てか涼の飼い猫そっくりだね」
涼「そうなんだよね!なんかでろって感じで杖に力入れてみたら、この子が出てきた」
朋也「なるほどな!消すのも出来るの?」
涼「もちろん!」
猫は少し悲しげな感じで消えていった
教室で自己紹介していた人たちも終わったみたいで、みんな席につき
そのままいつも通り授業が終わり、放課後になる
まぁ魔法が使えるようになったから、いつもの放課後とは違うのは、誰もが予想できる
朋也はいつも通り部活に行く
そこには二人の姿があり、部活の準備をしていた
朋也「二人とも、頭から杖生えた?www」
千帆「え?やっぱり?ともやも生えた?」
朋也「俺は生えてないっすww」
大智「俺も生えてないな」
千帆「ここでは私だけ?二人ともほんとに生きてるの?www」
朋也&大智「勝手に殺すなwww」
ふと外を見るとどの部活動も部活の練習ではなく魔法を使ったり、魔法の話で盛り上がっている
朋也「俺たちだけか真面目なのは、皆、変な宗教か何かに入ったのか?www」
大智「この学校怖すぎww、夢なのかと疑ったわ」
千帆「ちなみに私の魔法は、たぶん浮力を操るのかな?」
朋也「珍しい、教室にはだいたい5つの属性のどれか1つだけ持ってる人しかいなかったのに」
5つの属性とは、火、水、風、土、雷である
ふと大智の方に目線をやると手のひらの上に5つの属性と思わしき、ものが発生している
朋也「は?裏切り者やん、俺魔法使えないのだけど
しかも、全部使えるってダメでしょ。」
大智「誰も魔法が使えないなんて言ってないぞww」
千帆「え?杖無しで魔法が使えるの?しかも他の人が使ってた魔法よりなんか大きいし、ずるいな〜」
朋也「俺にとっては二人ともずるいけどね、つまんね〜俺だけ使えないのかよ〜ww、これは落ち込むな〜」
千帆「そんな落ち込まないで!明日になったら朋也も使えるようになるよ」
大智「杖なくても、なんかでろっ!って感じで手をかざしてみたら、案外俺みたいに出るかもよ」
朋也「そんな恥ずかしいことやってられるか、せめて誰もいないとこでなら、やってみるけども」
その日の帰り道、割と田舎の方なので近くに森がある
朋也は1人森に入り、大智さんが言ってたことを思い出す
朋也「なにかでろっ!って感じにね〜」
そう呟き
手のひらを前にだし、やってみる、だが何も出ない
手に力を込めるがやっぱり何も出ない
近くにあった枝を拾い、涼がやってたみたいに
握り力を込めてみる
やはり、何も出ない
朋也「くそっ!やっぱり何も出ないじゃないか!」
木に向かって、持ってた枝を投げつける
すると、ズンっという鈍い音をたてて枝が木に突き刺さる
朋也「ほぇ?何この枝強すぎ〜www」
そう笑いながら少し考える、もしかしてと思い
違う枝を拾い力を込めてみる、そして、その枝で木を切りつけるように振ってみる
すると、ザッという鈍い音の後に手が痛くなる
不思議なことに枝が折れてない
その代わりに木に叩いた跡がしっかりついていた
朋也「俺の魔法って強化魔法なのか?」
試しに自分に向かって手をかざし力を送ってみる
思い切って木にパンチしてみた
痛くない上に木に拳がめり込んでいる。
これでやっと他の人と同じように魔法使いになったことに満足し、家に帰ることにした。
そして寝る前に、自分にもう一度強化魔法をかけてみた
魔法をかけた瞬間、自分の意思とは関係なく眠りについた、1日3回が限度である事、魔法を使いすぎると眠りについてしまう事が分かった。
次回 第2話 平和な日常が、、、
不定期で上げていくつもりです。末永くよろしくお願いします