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同じ空を見上げて  作者: 大和
2/10

ーーー事故から約3年前ーーー

キーンコーンカーンコーン


蓮「かっちゃーん!今日もスカイ&サン行こうぜ!」


翔「今日バイトだって昼休みに言ったろ!無理だよ!」


蓮「えー。バイトっつったってまだ3時間位あるだろ!

ちょっとよろーぜ!」


翔「んー。仕方ねーなー。一時間だけな。」


蓮「うし!さすがかっちゃん!ぢゃあ行きましょー!」



蓮とは小学校から高校までずっと一緒の幼馴染。

初めてのコミュニケーションは小学校の時、

給食の時に余った牛乳の取り合いで殴り合いの喧嘩をした。

その後に何故か和解をし、今では一番の友となった。


蓮はとにかくとんでもない金持ちで、

庭にテニスコートがある程の大きな家に住んでいる。


中学生の頃に蓮は金持ちの子供という理由のみで激しいイジメにあっていた。

その時に蓮をイジメていたグループのリーダーに俺が

イジメを止めるよう伝えた際に壮絶なリンチにあったのは、今となってはまぁ良い思い出だった。





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