表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
58/66

入園

「凄い、皆楽しそう」

愛子は呟く。

この日本特区にこんなに人が集まっていたのかと驚かされる。

そして、皆本当に楽しそうなのだ。

「娯楽が少ないですからね。うちの生徒も恐らく沢山来ているでしょう」

「あー、確かに」

透の言葉に将生は納得する。

早速クラスメイトを見つけたのだ。

「時間短いし、列に並ぶんだから早く行った方がいいんじゃ……」

光の最もな指摘に留美は頷く。

愛子はお忍びだ。

優先して乗る訳にはいかなかった。

「とりあえず、特に行きたいもの絞ろうか」

将生は提案すると見取り図を広げる。

「やっぱりジェットコースターは外せないよな」

光が言うと、将生が頷く。

「観覧車は?留美ちゃん一緒に乗らない?」

恭平が下心目的で提案し、皆をあきれさせる。

「お化け屋敷は?こっちもドキドキできるけど?」

アシストなのか、渉も提案する。

その様子を見て、透はため息をつく。

「皆さん、メリーゴーランドみたいな安全そうなものにしてください。それで、愛花さんは何に乗りたいですか?」

透に言われ、愛子は考える。

遊園地の乗り物なんて、乗ったことが無い。

「どれも乗ってみたいわ」

愛子の言葉に皆考える。

「できるだけ回ろうか」

将生の提案に、皆頷くのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ