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説明

「愛子、お帰りなさい」

車が着くと、雅子が出迎えた。

そこには和泉修介も居り、笑顔をしていた。

「それではあなた方の待遇について話をしましょう」

彼は言うと、建物へと向かった。


「まず、この日本特区はほぼ優秀な者を集めた国のようなものです。そして、あなた方は外の日本でいう天皇のようなものです。つまりはこの国の象徴です」

初めて聞いた話に、親子は驚く。

「愛子様、あなたは幸い優秀だ。ですから、あなたにはこの国内からパートナーを見つけてもらいたい。そして、次期神皇になる女の子を産んでもらいます」

それは、愛子には責任重大だという事だった。

「これじゃ、前と同じ……」「ですから、あなたに危害が及ばないように特別扱いさせていただくんです。あなたには時々神皇として活動していただきます」

和泉修介は、親子にとって良い人ではなかった。

「あなたには拒否権はありません。わかりますね?」

和泉修介は言うと立ち上がる。

「この国は始まったばかりです。これから、更に変わってゆくでしょう。それでは失礼します」

和泉修介はそれだけ告げると去っていった。

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