表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/66

留美の召喚

「和泉さん、どうするんですか?」

監視員は、和泉修介に問う。

電話を切るとため息をついた。

「会わせるよ。南里君さえ解放できれば真壁君は自力でどうにかできるだろうからね。実際、既に行動を起こしてる」

それは、将生がロープを自力で切った事を示していた。

「勿論、宇野君も近藤昌也も外に出すつもりも無いけどね」

和泉修介は自信満々だった。

「じゃあ、麻生留依さんを連れてこようか。あと、宇野君を連れておいで、交渉の為に必要だからね」

和泉修介が言うと、連絡を取らせた。

「あの……?」

BARの前に留美は連れて来られていた。

勿論、和泉修介も居る。

「近藤君、ご要望通り宇野君を連れてきたよ」

和泉修介は通信電話で伝える。

電話が切れると、眠る光を抱え近藤昌也は出てきた。

「南里…!どういう事ですか?」

光が和泉修介の部下に渡ると、状況がわからず問う。

「君の仕事は彼、近藤昌也に自分の思いと現状を伝える事だよ」

和泉修介は言うと、訳の分からない留美の背中を押した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ