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HR後
「今配った紙は、指定クラブ活動のリストです。次回のクラブ活動からは、指定のクラブ活動へ向かってください。勿論、別で部活動もあるので同じものでも違うものでも今宮愛子様以外は必ず入ってください」
「え?」
その言葉に愛子は驚く。
「では、帰りのHRは終わります」
そう言うと、担任達は教室を去った。
「先生!」
愛子は担任を呼び止める。
「神皇様、何でしょうか?」
「え、神皇?」
担任、福井健一の言葉に唖然とする。
「まさか、何も聞いてないのですか?」
副担任、西野大輔は愛子のリアクションで気付く。
「仕方ない人だな」
健一は言うと、携帯をかけた。
「神皇様、神皇様のお屋敷で説明するそうです。校門前までお送りします」
健一は言うと、本当に送った。
校門にはソーラー車と女性がいた。
彼女は和泉修介の補佐で星村伊織と名乗った。
伊織は愛子を後部席に座らせ、自らは助手席に座ると車を発車させた。




