表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/66

偶然

愛子と透は数時間程図書館で過ごす。

読み終えると愛子は本を閉じた。

「じゃあ、帰りましょう」

愛子は満足げに言う。

愛子と透は立ち上がると個室を出た。

「あ」

二人は見知った人物を見つける。

向こうも二人に気づき走って来た。

「透先輩、愛花ちゃん」

それは渉だった。

だが、渉はふと疑問に思う。

「透先輩、役目はどうしたんですか?」

役目とは守護騎士の事、今現在執行中だが愛子と愛花が別人物だと思っている渉はそれを知らない。

「真鍋に代わってもらったんだ」

透は告げると同時に辻褄をあわせなくてはいけないと思った。

「そうなんですか」

渉は納得した。

渉は友達と来ていたらしく、呼ばれる。

「じゃあ愛花ちゃん、またね」

渉は笑顔で手を振ると去っていった。

「では帰りましょう」

透の合図で二人は図書館を去った。

二人がシェアハウスに着くと将生が居た。

「真鍋、図書館で中川と会った」

リビングソファで告げる。

愛子が着替える間に話し合う。

愛子は空き部屋から出ると、辻褄を合わせた。

といっても、いつも屋敷か学校に居る事になっている。

だから、今回も聞かれたら部屋に居た事にする。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ