3/66
教室
ざわざわとする。
愛子の学年は二クラスあり、愛子は一組だった。
辺りを見回す。
席はあいうえお順で、愛子の真後ろには使用人がいた。
「あなた、使用人よね?」
愛子が声をかけると頭を下げた。
「はい、そうです」
「名前は?」
「宇野留美です」
あまりにも敬畏され、愛子は困る。
他の者達も、今朝の事があり話しかけはしてこない。
ただ、整形で美少女になったおかげで反応は昔と違った。
「誰か話しかけろよ」
「無理だよ。絶対モテるもん」
割合的に男子が多いこのクラスは、そんな会話が多かった。
そんな男子達も、割と美形が多い気がする。
そんな事を思っていると、担任の若い男性が二人入って来る。
すると、女子生徒が今度は浮き足立った。




