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ヴァルラート戦記  作者: 結月 薫
第1章 ヒューロン
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ヒューロン23

 マーシアはリョウを誘って、テーブルを離れた。珍しいな、と思いながらリョウはマーシアとともに窓辺に来た。窓辺というよりも透明な強化ガラスの壁といった方がいいだろう。そこには小さなテーブルが用意されており、マーシアが近くのパネルのスイッチを押すと床がせり上がって、棚が現れる。棚には何本もの瓶とグラスが納められていた。

「バルビトゥー産の赤葡萄酒が好みだとあったが、それでいいのか?」

「ああ」

 リョウは戸惑いながらうなずいた。マーシアは滅多にアルコール類を飲まない。味を感じないというのもあるだろうが、アルコールが体に入ることによって感覚が狂うことを嫌っているのだ。今までは夕食後のコーヒーを終えてたわいもない話をしたあと、リョウは自分の部屋に戻っていた。今まで一度も、今日のように誘われるようなことはなかった。彼女もまた、食事が終われば再び書類の山を片づけていた。毎日精力的に片づけているはずなのに、執務机に積まれている書類は、なぜかいっこうに減る気配はない。


 リョウはマーシアが細い足付きの小振りなワイングラスに赤い葡萄酒を注ぐのを見つめた。

「毒は入れていないつもりだが?」

 じっと見つめているリョウをマーシアは不審に思ったようだ。彼は笑って

「そんなのはわかっているよ。だがどうしてこれが俺の好きな銘柄だとわかったんだ?」

「帝国の記録にそうあったからさ」

「そうか……」 

 リョウは早速グラスを口に運んだ。懐かしい味が口の中に広がる。リョウもあまり酒は飲まない。だがこれだけは別だった。兵士の給料からすると、この葡萄酒は贅沢な代物だ。士官となってからもそうたびたび飲めるものではなかった。だが数少ない楽しみの一つとして、彼は懐に余裕のあるときにこの葡萄酒を買い求めていたのだ。高級士官たちにとっては中から上の葡萄酒でしかないのだが……。

「エリックと話していても感じたんだが、どうやって俺のことを調べた? 俺は反逆罪に問われた瞬間から、帝国における記録はすべて抹消されているはずだ。かつて俺がマリダスに生まれたことも中等学校から兵士になったことも、そしてイクスファ星域での戦いで実質的に指揮を執ったこともだ。それなのにどうやって調べたんだ?」

 帝国において反逆罪の判決がでた瞬間から、リョウはその存在が消去されたのも同然だった。彼にあるのはヒューロン労働教育訓練所の登録番号67859という番号だけだ。もし仮にヒューロンの収容所を出ることができても、彼は存在していないものとみなされ、最低限の保護を受けることもできない。


「確かに、普通のやり方で帝国のコンピュータにアクセスしておまえのことを調べようとしても、情報はでてこない。だがその情報は完全に消去されたわけではないんだ。階層の違う場所に格納されたといった方が正しい。アクセス権のある人間がアクセスすれば、おまえの情報はすぐに出てくる。初等学校の成績からな」

「俺の情報は機密扱いになったということか?」

 マーシアはうなずいた。

「グラントゥールはそのアクセス権を持っているのか?」

「いや、グラントゥールは帝国の機密にアクセスできない。それは当然だろう? わたしたちは帝国の一部ではないんだからな。アクセス権を持っているのはわたしとフェルデヴァルト公だけだ」

「きみも帝国のアクセス権を持っている?」

「一応な。だが使ったことはない。必要ないというのに、勝手にサイラート帝がそうしたんだ。わたしは帝国とは距離を置きたいんだが、サイラート帝にはかわいがってもらっているから、その件に関してはとりあえず受け入れたんだ。使わなければいいだけの話だからな」

 帝国と距離を置きたい……意外な言葉だった。グラントゥールは帝国側に立っていると思っていたのだが、マーシアの考えは違うのだろうか?


「サイラート帝という人間は好きなんだ。恩もあるしな。だが帝国という存在は……」

 リョウの問いに答えたマーシアの口が重くなる。彼女の中に帝国に対して否定的なものがあることは確かなようだ。リョウは葡萄酒を飲みながらグラス越しにマーシアを見た。帝国に否定的な思いがある反面、サイラート帝の名を出したときの彼女はとても優しい顔をしていた。

「きみがアクセス権を行使していないというのなら、どうやって俺のことを調べられたんだ?」

 マーシアにやりと笑った。

「知りたいか? 本当に?」

 特別な何かがあるらしい。

「ああ、是非知りたいな」

「帝国のコンピュータシステムをハッキングしているんだ」

「ハッキングだって? 帝国のシステムは今までだれもハッキングに成功していないはずだ」

「表向きはそういうことになっている。確かに厳重なシステムらしい。だがわたしたちにはイリス・システムがある。そのシステムが帝国のシステムに侵入して情報を収集するんだ。おまえの情報を手に入れたのはそのイリス・システムだ。イリス・システムにアクセスできる人間ならそのレベルにあわせて帝国の情報も手に入れることができる。おまえの情報はグラントゥールの上級指揮官なら、誰でも確認できるんだ」

「帝国はそのことを知っているのか?」

 マーシアは肩をすくめた。

「サイラート帝はおそらく知っているだろう。フェルデヴァルト公爵とサイラート帝は親友だし、あの二人はよほどのことがない限りは秘密は持っていない」

「だがよくそれで何事もなくすんでいるな。情報管理はなによりも基本事項だろう? グラントゥールだから特別なのか?」

「いや、そうではない。筆頭公爵がフェルデヴァルト公だからなにもしないだけだ。サイラート帝はフェルデヴァルト公爵が決して自分を裏切らないと知っているんだ。グラントゥールに機密情報が漏れたとしても、グラントゥールから外部に漏れる心配はない。漏れる時は、わたしたちが意図的にしたことなんだ。そしてそれはグラントゥールとしてその必要があったからだ。もしそれが帝国の利益に反し、気に入らないというのなら、グラントゥールを敵に回す覚悟でわたしたちを排除すればいいだけのことだ」

 リョウが飲み干したグラスにマーシアが再び葡萄酒をつぐ。彼女の前にも葡萄酒の入ったグラスが置かれているが、口を付けている様子すらない。リョウはマーシアに礼を言ったあと、ちょっと皮肉っぽく彼女を見て、

「独立独歩のグラントゥールは帝国と刃を交える覚悟はあるのか? そして勝つことができるのか? 帝国は斜陽の国だがその兵力はバカにはならない。グラントゥールはそれに対抗できるのか?」

「それを聞くのは、最高機密を問いただしているのと同じだと理解しているか?」

 リョウはうなずいた。マーシアは少し考えて、

「グラントゥールの正確な動員兵力はおそらく筆頭公爵であるフェルデヴァルト公も把握していないだろうな」

 グラスを口に運んでいた手が止まった。その答えは意外だ。グラントゥールは彼らの言動、兵士への待遇、そして熱心な研究などをみれば、戦闘国家といってもいい。それなのに自軍の戦力を正確に把握していないというのはおかしい。戦力がわからなくては戦いはできない。


「外から見るとグラントゥールは強固な一つのまとまった国家に見えるだろうな。だがその実は違うんだ。まず居住惑星を所有している公爵家がある。それはフェルデヴァルト家のほかに三つある。それらは基本的に対等なんだ。今はフェルデヴァルト公爵家が筆頭としてグラントゥール全体に関わる決定をしていると言うだけのことだ。兵力に関してはそれぞれの公爵家が管理しているんだ。フェルデヴァルト公は自分のところの兵力は完全に把握しているが、ほかの公爵家の兵力は大まかにしか把握していないし、する必要もないんだ」

「もしその四公爵が対等だというのなら、内部分裂を起こさせて、グラントゥール自体の勢力を無効化することも可能だな。そうしたら帝国としても自分の意のままにならない存在が消えてなくなる」

「だからグラントゥールには掟が存在しているんだ」

 マーシアはくすりと笑った。

「それにグラントゥールの人間で、自ら筆頭公爵位につきたいと思っている人間はいない。筆頭公爵の主な任務は政治だ。グラントゥールのために帝国やほかのものたちと取引をする。彼らはそれを雑用と呼んでいるんだ。要は筆頭公爵は雑用係さ。グラントゥールにとって必要なものは自由と独立。なぜそれが必要かというと宇宙探査をする為さ。知らない世界をこの目で確かめる。それが彼らの存在意義なんだ。そのためには金も必要となる。だから傭兵稼業もするし、荷物運びもする」

「帝国には傭兵として雇われているというのか?」

「正確にはサイラート帝に雇われている。おまえは帝国と戦って勝てるのか? と訊いたな」

「ああ」

「兵力差があったとしてもわたしたちは必ず勝つ。負ける戦いはしない主義なんだ」

「もし俺にサイラート帝がきみたちに払っている以上の金額を払うことができたら、きみたちは帝国と戦ってくれるのだろうか?」

 マーシアはリョウをぴたりと見据えた。そして真剣な口調で

「おまえにそれだけの価値があればな」

 リョウははっとした。

「グラントゥールは金だけで動く訳じゃない。もちろんグラントゥールの自由と独立はなによりも重要だ。だがそれを保証したからといって、グラントゥールの力を手に入れることはできない。フェルデヴァルト公がサイラート帝に力を貸す決意をしたのは、彼の信念とその思いに共感したからだ。そのために多くのものを失い、グラントゥールという重荷を背負ってもかまわないと思うほどのな」


 おまえにはそれだけのものがあるか? 他人にそれだけの決意をさせることができるほどのものがあるのか、とマーシアはそう訊いているようだった。リョウはぐいっとグラスをあおった。空になったグラスを見つめて、彼は悟った。自分はその問いに答えられないのだと。なぜなら、彼が明確な意志を持って帝国に反旗を翻したのではないからだ。イクスファの戦いのあと、リョウは彼よりも身分のある者たちに陥れられた。彼らにしてみればリョウの存在はおもしろくないものだった。第二級臣民にすぎない彼が、若くして艦長として指揮を執る。しかもそれだけではなく「イクスファ会戦の英雄」となってしまったのだ。いずれ、リョウが彼らを指揮下に置くこともあるだろう。だが特権に浸っていた彼らにとって、そんなリョウの存在は秩序を破壊するものでしかないのだ。だから彼らはリョウの罪を捏造した。裁判もまた仕組まれたもので彼の有罪は決まっていた。イクスファの英雄は反帝国勢力に情報を流した罪で公開処刑されようとしたのだ。見せしめのためと英雄である彼の評判を落とすためのものだった。その刑場に送られる途中で、リョウは彼の仲間たちの手によって救出された。彼が帝国に反旗を翻したのはその瞬間だった。だがそこに何らかの信念があったわけではない。ただこんなことを許しておく政府ではいけないのだと思っただけのだ。


「おまえは……向いていないな」

 リョウはそのつぶやきに顔を上げた。

「なにに向いていないと言うんだ?」

 マーシアはまだ口すらも付けていないグラスの足を持ってくるくると赤い葡萄酒を回している。狭いグラスの中で変化している水面を見つめながら、

「おまえは戦士としても指揮官としてもグラントゥールの中でも五本の指にはいるほどの能力はある。だがおまえは何かを成し遂げようとするものたちのリーダーには向いていない。おまえの最大の欠点は甘さだ。親しいものたちにたいしておまえは非情になれない。ハーヴィは見捨てるべきだったし、おまえを助けたという仲間もおまえは見捨てるべきだったんだ。おまえは奪取した船に残り、ほかのものを行かせてドックを開けさせるべきだったんだ」

 バンと机が大きな音を立てた。リョウがテーブルをたたき立ち上がっていた。マーシアはゆっくりと顔を上げてリョウの怒り狂った瞳を静かに見つめた。


 リョウは仲間たちを助けるために、敵に殺されることを覚悟の上で船を下りたのだ。そして帝国の新鋭戦艦を係留索から解放したのだ。リョウの仲間たちはそれで自由になって宇宙に飛び立った。

「ほかにどんな方法があったと言うんだ。あの中では俺が一番上の階級で、運のいいことに係留索の解除コードとその手順を知っていた。ほかの連中ではあそこまで早くはできなかったはずだ。それなのに俺のやり方は間違っていたと言うのか?」

 囚人として過酷な日々を生き延びるためのわずかな支えが、彼らを無事に自由の宇宙に旅立たせることができたのだという思いだけだった。マーシアはそれを頭から否定したのだ。

「イクスファの救世主であるおまえが残るべきだったんだ。もしおまえ以外のものが係留索の解放作業をするのに時間がかかるというのなら、ドッグそのものを破壊すべきだったんだ。戦闘艦は多少傷が付いても航行に支障はでないように設計されている」

「そんなことをしたら何の関係もない人間が大勢巻き込まれるんだぞ」

 リョウは信じられない思いでマーシアを見た。

「おまえがしようとしていたことは戦争ではないのか? 帝国に対しての戦いではないのか?」

 リョウは冷静な彼女の問いに思わず言葉を詰まらせた。

「戦いである以上、多少の犠牲は当然でてくる」

「だがドッグには民間人もいたんだぞ」

「ああ、いただろうな。だがおまえは自分が彼らから離脱したことの意味を考えたことはあるか? 帝国との戦いは決して戦闘艦一隻でできるものじゃない。燃料、食料武器の補給からして大変なバックアップが必要になる」

「それは当たり前だ。だから俺たちはヨハン・シュルツ解放戦線に参加することにしたんだ」

「ジュリア・ハワードが所属していたんだろう? そのつてでおまえたちは戦闘艦を奪取して合流しようとした。違うか?」

「そのとおりだ。それも調べていたのか?」

 マーシアはうなずいた。彼女にはジュリアもまたマリダスの出身であることがわかっているはずだ。中等学校までともに学んだ幼なじみであるということも知っているのだろうか?


「ニコラスたちはどうなったかわかっているんだろう? 教えてくれマーシア彼らは無事に合流できたのか?」

 なによりも彼らのことが知りたかった。今までも何度か切りだそうとしてなかなか切り出せなかった問題だったのだ。

「彼らは無事に合流したよ。だが待遇はあまりよくはなかったようだな。シュルツ中将が戦死してからのあのグループの評判はかなり悪くなっているんだ」

 ヨハン・シュルツ解放戦線は、ヨハン・レーヴェンとその盟友でもあり、帝国の第一級臣民で中将まで上り詰めたオルグ・シュルツの二人が作った組織だった。だがリョウたちがそのグループと連絡を取る前の年に、シュルツ中将は帝国の掃討作戦が実行された折りに、不運にも戦死した。そしてその後ヨハン・シュルツ解放戦線はヨハン・レーヴェンのものとなった。

「ヨハンは帝国の最新鋭艦が手に入ったことで確かに喜びはしたが、彼が本当にほしかったのおまえだ。イクスファの英雄としてのおまえの名声が欲しかったんだ。それこそ喉から手がでるほどな」

 ヨハン・レーヴェンとオルグ・シュルツ。この二人によって作られた組織は、オルグ・シュルツの存在によってまとまっていたのだ、とマーシアは告げた。彼の死後、ヨハンのやり方に反発した一部のグループは組織から離れ、リョウたちが合流しようとした時点では、以前の半分の勢力しかなかったという。

「そうなれば後援者だって離れていく。人材不足に資金難で組織は崩壊する」

「後援者だって?」

「意外なことか?」

 マーシアは驚いているリョウをみて、怪訝そうな顔をした。

「資金がなくてどうやって、食料や武器を調達できると思っているんだ?」

 そんなことはわかっている。リョウはそう言おうとしたがすぐに口を閉じた。帝国軍にいたときは、補給関係のことはその専任の士官がいたし下士官であったときも、彼の担当ではなかった。しかも帝国という組織からすべて補給は出ていたのだから、彼自身がその調達先を考える必要はなかったのだ。だが組織を離れた今、彼は食料のことからその調達先を考えなければならない。むしろ戦闘計画をたてるよりもそれは大変だ。それがわかっていたからこそ、彼はジュリアの薦めに従い、ヨハン・シュルツ解放戦線に身を投じることにしたのだ。彼らも喜んで受け入れてくれると言ってきたのだ。だがそれはイクスファの英雄としての彼の名声が目当てだったということか……確かに後援者が離れていく中、イクスファの英雄が仲間になったとわかれば、新たな後援者を得ることも難しくはないだろう。


「おまえは軍事的には天才的だが、政治的才能は並だな」

 マーシアは苦しげな表情をしているリョウに座るように促した。リョウは力なく言われたままもう一度腰を下ろす。マーシアに指摘された彼に憤ったときの勢いはない。政治的にはリョウが船を下りたのは愚策だったということは明らかなのだ。だが……

「俺は同じようなことがあれば、同じことをするだろう。それがそのあと損になるとわかっていてもな」

 マーシアは軽く笑って、

「おまえらしいな。だがそれがおまえなのだろう。わたしには決してできない判断だ」

 一瞬、うらやましそうに聞こえた。リョウはマーシアを見た。その細い肩にいったいどれだけのものが乗っているのだろう。

「俺の仲間たちのその後はわかっているのか?」

 マーシアはテーブルに両肘をつくと顎のあたりで手を組んだ。

「本当に知りたいのか?」

 マーシアは確認する。あまりいい状況ではないらしい。リョウは軽く息を吸い込むとうなずいた。

「まずヨハン・シュルツ解放戦線だが、もう存在しない」

「存在しない……」

「そうだ。おまえがヒューロンに送られたの帝国歴480年8月だな」

 8月……リョウは記憶をたどった。暑い日だったことは覚えている。惑星クレナシィの夏はひどく暑い。空調もない独房に閉じこめられ、そして何日も取り調べられた。皮肉なことに取調室には取調官の為に立派な空調設備が備え付けられていたのだ。独房の暑さから逃れるためには取り調べを受ける方がいい。だがその取り調べはまるで取調官たちにとって帝国の反逆者の制裁の場と化していたのも事実だった。

「おまえの仲間たちが、合流したのが同じ年の7月だ。そして10月23日にわたしがグラントゥールの部隊を率いて、ヨハン・シュルツ解放戦線を討伐した」

「きみが……?」

 リョウは目を見開いた。

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