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BomB 〜巨乳ギャルとイケメン転校生(?)の日常〜  作者: じゃがマヨ
EP2.なんでも言うこと聞くってマジ?
30/34

第30話



 赤江大橋を通り過ぎて、市街地へ。


 宮崎市は田舎だ。


 青島はとくにだけど、市の中心地でもゴミゴミしたところがほとんどなくて、見晴らしがいい。


 赤江大橋から見える景色は、宮崎の全てを見通せるくらい開放的だった。


 太平洋へと流れる大淀川の流れは、宮崎が誇る絶景スポットの一つだった。




 「ふわぁ、眠…」


 「それで、2人はどういう関係なんだ」


 「どうもこうも、ただの知り合いだよ」


 「ただの知り合いにしては仲が良いな」


 「それはコーさんの目が節穴なだけ」


 「堂島君だったっけな?あんた、どっから来たんだ?」


 「アメリカから来ました」


 「アメリカぁ!?おいおい、そりゃあまたずいぶん遠いな」


 「なんで他所から来たってわかったの?」


 「なんとなくだよ。宮崎県民じゃねえのはわかってた。よそモンの雰囲気がしたんだ。喋り方も含めてな」


 「ああ、ね」


 「それに住み込みなんだろ?地元のやつがわざわざ泊まり込みで働かないだろ。アズサだってそうじゃねえか」



 住み込みじゃないんだよね…


 残念ながら。


 いちいち説明するのもめんどくさかった。


 どういう説明が一番しっくりくるかなって考えてた。


 でも、思いつかない。


 いっそ兄弟の設定にするのもありかなって思った。


 6つ上の兄貴がいるし、兄弟がいるって話とも辻褄が合うし。



 「浩一さんはこの街の出身なんですか?」


 「俺か?俺は鹿児島の人間だ」


 「なぜ宮崎に?」


 「鹿児島っつっても、宮崎寄りの場所でな。よく日南市に行ってたんだ。そのまま青島を通って、この場所にも。よく温泉巡りに長崎の方にも行くんだが、宮崎に来た時は、よく姫乃温泉に寄ってた。最初は温泉目当てだったんだ」


 「最初は?」


 「ああ。うちのカミさんが温泉好きでな。よく連れて行かされてた」


 「そうだったんだ」


 「あれ?言ってなかったか?」


 「初耳だね」


 「そこで出会っちまったんだよ」


 「何にですか?」


 「“味”だよ“味”。先生の」



 コーさんが言う「先生」と言うのは、坂もっちゃんのことだ。


 先生先生って呼んでて、厨房ではいつも料理の勉強をしてる。


 それくらい、衝撃的だったらしい。


 坂もっちゃんが作る料理の味に。


 ミシュランで星を取ったくらいだから、やっぱりすごいんだと思う。


 私も初めて食べた時は感動したしね。


 魚ってこんなに美味しかったんだって、悶絶しそうになるくらい。


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