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「あしながおじさん」を読んで、名作劇場の思い出に浸る

「ジュディーちゃん、ぼくがあしながおじさんだっていうことが、わからなかったの?」(by J・ウェブスター作『あしながおじさん』より)



 最近、amazonで『あしながおじさん』を買いました。

 世界の名作を読もうと思って買ったのですが、本当に世界の名作でした。

 超~面白かった!



 100年以上前の作品なのでいまさらネタバレはないのですが、ネタバレしてしまうと孤児院出身のジュディ(本名ジルージャ・アボット)を大学に通わせるため、匿名で援助していた「あしながおじさん」が、実はジュディと一緒に遊んだり世話を焼いてくれていた紳士だったというお話です。(紹介が雑っ)



 でも、現代の恋愛作品にも通じる設定ですよね。

 一応、児童文学というジャンルではあるようですが、僕にとっては恋愛小説に分類してもいいんじゃないかなって思います。



 ちなみにこの話、世界名作劇場で『私のあしながおじさん』というタイトルでアニメ化されていて、これも大好きです。

 特にジュリアというお金持ちのお嬢様が最高で、アニメキャラの中でもベスト100に入るくらい好きなキャラです(ベスト多いな!)



 原作では終始、嫌なキャラで終わってしまったのが残念でした。

 アニメでは本当にいい人で、最初はお金持ちでお高く止まっていたのに、次第にジュディと親交を深めてジュディのために奔走してくれるいい人なんです。

 登場時悪い人が、途中でいい人になるっていう典型ですね。



 にしても世界名作劇場って、そういうの多いですよね!



 一番好きだったのは『ロミオの青い空』(原作『黒い兄弟』)です。


 人買いによって買われた子どもたちが煙突掃除の仕事をするという話なんですけど(簡単に書いててもかなりハードな内容!)みんないい子で健気で、作品の後半は毎回毎回泣かせにくるからやってられなかった(何をだ)


 煙突掃除夫にさせられた子どもたちが密かに連絡を取り合って団結する中で、そのリーダーだったアルフレドが病気で死んじゃうんです。

 その死に方がまた悲しすぎて……。


 いいいぃぃぃやあああぁぁぁ!!!!!

 死なないでえええぇぇぇ!!!!


 と、何度見ても泣いてしまいます。

 



 ほんと、世界名作劇場は名作アニメばかりでしたねー。

 でもよくよく考えたら近しい人のキャラが死んだりする描写が多かった気がする。


 少公女セーラでは父が死に、小公子セディでも父が死に、赤毛のアンでも義父が死に……あれ? お父さん多くない?


 フランダースの犬では主人公も死んじゃうし。

 意外と身近な人の死に関する描写がけっこう多い。

 だから余計、胸に来るのかもしれませんね。



 名作劇場は本当に名作でした。

 また復活して欲しいわー。( ´_ゝ`)




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