なろう初参戦の文学フリマ(東京)に行った時の話(2016年11月のかっぽうより)
2016年11月、僕は初めて東京で開催された文学フリマに行ってきました。
文学フリマとは、作り手が自らの手で作品を販売する文学作品展示即売会です。
Wikipediaでは「出店者が自ら作った作品を自ら手売りするフリーマーケット形式のイベントである。」と書かれています。
要するに夏コミの小説バージョンみたいな感じでしょうか(夏コミに行ったことないので違ってたらすいません)
一度も行ったことがなかったうえ、この年はなろうが初参戦(しかも推し作家さんの作品が掲載されている!)ということもあって、東京行きの切符を買って、新幹線でゴーーーーッと飛んでいきました。
結論。
行ってよかったーーー!!!!
はじめは、ものすごくドキドキしていたんです。
小難しい顔をした物書きのおじさんたちが、堅苦しいスーツを着ながらずらーっと椅子に座ってるのかなあなんて。
そんで、僕みたいな小説の「しょ」の字もわからないようなのほほーんとした男が現れたら「帰れ、こわっぱ!」とか言ってくるんじゃないかな、なんて(笑)
でも全然そんなことなくて、文学作品が大好きな人たちのお祭りでした。
大学の文芸部とか多かった気がします。お客さんの中にはお年寄り(失礼)もいましたし、子供もいました。童話作品もありましたし。
ホールのようなところには出店している方々の見本がズラーっと並んでいて、好みの作品があったらその場所に行って買っていくという感じ(?)でした。パンフレットもあったのですが、文字だけでよくわからなかったです……。
そこでパラパラといろんな作品を手に取って眺め、なろうとは関係ない本を3冊も買ってしまいました。
なんか買う時にめっちゃ感謝されてしまった……。
逆にこっちが恐縮して「ありがとうございます!」と言ってペコペコしてしまったくらい(笑)
優しい方たちでよかったです(*´д`*)
で、肝心の「小説家になろう」ブースはというと。
探せども探せども見当たらず。
「え、ほんとにあるの?」と疑ってしまいました。
四方八方探してしまい、なんと気づいたのが最後の方。
実はいっちばん目立つ正面入り口ど真ん前にでーんと陣取ってました!!
アハハ、灯台もと暗しというやつだ(((≧∇≦)))
しかも斜め向かいにはエブリスタさんがいらっしゃいました。
Web小説の2大巨塔がこんな目と鼻の先にいるなんて……。
なろう「ちょっとあなた、目障りだからどこか行ってちょうだい」
エブリスタ「ふん、お前こそその高慢ちきな態度と共に消えてなくなりな」
なろう「なんですって?」
エブリスタ「お? やるか?」
なんて言い合いながら、最後には「おもしれー女」「気になるアイツ」という関係で終わるんでしょうね(何言ってんだ)
まあそんな妄想はさておき、なろうブースではまさかの短編集が置いてなくて、どうやら届くのが午後になるとのこと。(売れすぎたのか?)
なので、じっくり東京見物をしながら(と言いながら東京の街をただ歩いただけ)、午後に再挑戦。
3時過ぎちゃって心配だったのですが、きちんと売れ残ってました。やほいやほい。
購入してびっくり。
なんと「小説家になろう」のロゴが入った紙袋とボールペンがついてきました。
ふおおお、なんたる太っ腹!
でもボールペンは嬉しいけど、紙袋はちょっと恥ずかしい……。
小さいロゴではありますが「小説家になろう」という文字が書いてあるので、知らない人が見たら「え、あの人作家なの?」と思われそうでした(笑)
でも、いい記念品になりました。
共通して言えるのは、会場にいるみんな小説が好きなんだなあという親近感。
文学フリマ自体はいろんな時期にいろんな場所で開催しているようなので、また機会があったら行ってみたいです。
いい刺激になりました。
小説家になろうを運営されていた皆様、お疲れ様でした。
↓これがその時の短編集↓
↓裏面は作家様のお名前がずらり↓




