「ローマの休日」の真実の口のシーンはアドリブなんですってよ、奥様
小さい頃、テレビで「ローマの休日」を観てものすごく感動したのを覚えています。
なんの予備知識もなく、どんな話かもまったくわからない状態で鑑賞し「なんじゃこりゃあ!」と松田優作さんばりに驚いたものです。(ちなみに『太陽にほえろ』での「なんじゃこりゃあ」は松田優作さんのアドリブだそうです)
王女と新聞記者との儚い一日だけのデート。
ただ、ものすごく面白かったのにうろ覚えすぎて細部がまったく思い出せず、ずーっとモヤモヤしてました。
どうやって王女と新聞記者は出会ったのか。
なぜ二人はデートをすることになったのか。
なぜ最後、二人は離れ離れになったのか。
モヤモヤが抑えきれず、つい先日、DVDを買ってしまいました(笑)
久々に見るオードリー・ヘップバーンはやっぱり愛らしく、モノクロであっても素敵に映りました。
オードリーいいわー。
オードリー素敵だわー。
思わず言いたくなるわー。
トゥース! d(`ω´*) ←そっちじゃないww
というわけで、久々に観た「ローマの休日」はやっぱり最高でした。
特に有名な真実の口に手を突っ込むシーン。
嘘つきは手を噛み千切られるという真実の口に主人公が手を突っ込み、「あああああ!」と叫びながら手を引っこ抜くと、手首から先がキレイになくなっているというあのドッキリ。
実はあれもアドリブだそうです。
素で驚くオードリーを映したくて、監督と主人公役のグレゴリー・ペックが画策したのだとか。
本気で叫び声をあげて「きゃああ!」と顔を両手で隠すオードリー。
その後、騙されたとわかって笑いながら主人公に抱きつくシーンは、まさに素のオードリーが見られる貴重な場面です。
あれだけでも買って損はなかったと思いました。
映画の名シーンって実はアドリブだったっていうのがけっこう多いみたいですね。
有名なのは「ロッキー」でシルベスター・スタローン演じるロッキーがランニング中に店主からオレンジを受け取るシーン。
あれ、まだシルベスター・スタローンがあまり知られてなくて、店主が本物のボクサーと勘違いしてオレンジを投げ渡したんだそうです。
それを受け取って気さくに手をあげるスタローンもまたいいですよね。
っていうか、当時の撮影風景ってどんなんだったんだろう。
一般人がいる中で撮影してたのかな?
日本でも以前は許可も取らずに街中で撮影してたって言うし(しかも一般人がいる中でバイクを爆走)昔は意外とそういうものだったのかもしれませんね。




