誘拐犯から子供達を救います(9話)
☆世界最強の魔道王幼女に転生してスローライフを満喫する☆
（転生物）
☆百合注意☆
～9話～
～ヒマワリの視点～
私の前世は、魔道王の賢者でした。
でも国の為に身を犠牲にして死にました。
でも
金髪幼女に転生しました。
今度こそは、平穏で過ごすと思いました。
でもドジを踏んで私の力がばれて親に迷惑がかかると思い親から離れて旅に出ました。
旅の途中で盗まれた終末のオーブを探す為に邪神竜のスカビオサちゃんと一緒に旅をする事になりました。
そして旅で出会った冒険者のお姉ちゃん達の魔法使いのスミレ・ミシェルちゃんと戦士のエリカ・ガルシアちゃんとエリカちゃんの双子の妹で聖女のイチゴ・ガルシアちゃんと武道家のカトレア・ダビちゃんとも一緒に旅をする事になりました。
そしてエリカちゃん達と一緒に近くの街に寄りました。
街では、子供達が神隠しに会っているって情報を知りました。
そして私を誘拐しようとする相手に気がつきました。
だからわざと捕まって誘拐犯のアジトに連れていってもらうことにしました。
そしてわざと誘拐犯の人達に捕まり誘拐犯のアジトに連れて来てもらいました。
誘拐犯の盗賊の男性は、私の入っている袋を開けました。
袋から出ると薄暗がい部屋の中でした。
部屋の中には、数名の男性と部屋の端っこに男の子と女の子の子供が数名いました。
子供達は、怖がって涙を流していました。
「へーー、今回のガキは、結構上玉でないかよ。
良くこんな可愛らしいガキを手に入れられたよな」
男性は、私を見て嫌らしくニヤニヤと笑いました。
「まあな、警戒なく1人で歩いているこのガキが悪いって事よ。
でもラッキーだったぜ」
他の男性も私を嫌らしくニヤニヤしながら見つめました。
「ねえ、おにいたん、ひまわりたちをどうするつもりらお？(ねえ、お兄さん、ヒマワリ達をどうするつもりですか？)」
私は、相手が本当の事を話すようになる魔法の真実の言葉で質問しました。
「そうだな……
金持ちの貴族や人買いに売り飛ばすのだよ」
男性は、私の聞かれた事を無意識で答えました。
「それでくろまくは、だれれすか？(それで黒幕は、誰ですか？)」
私は、もう一度相手が本当の事を話すようになる魔法の真実の言葉で質問しました。
「あん？
確かサルビア・ヤングって貴族だっよな。
俺達は、色々と甘い汁を吸わせているんだよな」
男性は、私の真実の言葉の魔法で聞かれた事を無意識で答えました。
「それれは、こどもたちをいえにかえしてくらたい（それでは、子供達を家に帰してください）」
私は、瞳の魅了の魔眼を使うと瞳が怪しく赤色に光ました。
男性達は、魔眼の魅了の魔法に掛かり夢心地のようにボーとしました。
「はい、解りました……
お前達、家まで送り届きます……」
男性達は、操る魔法の魅了の魔法により夢心地のようにボーとしながら子供達に繋がれている手錠を外して行きました。
「わ、私達、家に帰れるんですか！？」
「お母さんに会えます！？」
「パパに会えるよ！？」
「うえーーん、良かったよ！？」
子供達は、家に帰れるって解ると互いを抱き締めて家に帰れるのを喜びました。
私達が屋敷を出ようとする時に男性達が私達の前に立ちました。
「よう、お前達、何処に行くつもりだ？
まさか俺達の中に裏切り者が出るとはな」
盗賊の頭らしき人物が私達をニヤニヤしながら見つめました。
「……そこをろいてくらたい。(……そこを退いてください。)」
私は、盗賊の頭らしき人物の前に立ちじっと見つめました。
「なんだ、ガキ？
子供が大人に意見をするものでないぞ！」
盗賊の頭らしき人物は、大剣を振り下ろしてきました。
「きょうかまほれべるまっくす……(強化魔法レベルMAX……)」
私は、自分に最上級の強化魔法をかけて盗賊の頭らしき人物の大剣を右手で受け止めました。
「な、何、動かないだと！？
な、何て力だ！？」
盗賊の頭らしき人物は、私が掴んだ大剣がピクリとも動かないのを見て冷や汗を出しました。
「おすわりれす(お座りです)」
私は、大剣を右手でそのまま砕くと両手を犬の手に変えて盗賊の頭らしき人物を地面に向かって叩き落としました。
「ぎゃふん！？」
盗賊らしき人物は、私に地面に叩き落とされると地面に体がめり込みました。
「へーー、なかなかやるみたいだな。
でも世界最速の音速の剣をかわせるか！」
次に剣士の男性が私に近づき私に剣を音速で斬りかかりました。
私は、魔法の思考加速を使い周りの時間をゆっくり感じるようにして簡単に剣士の剣を右手で掴みました。
「な、何だと！？
俺の音速の剣を軽々と受け止めただと！？」
剣士の男性は、音速の剣を軽々と受け止められたのを見て大声を出して驚きました。
「おすわりれす(お座りです)」
私は、剣を右手でそのまま砕くと両手を犬の手に変えて剣士を地面に向かって叩き落としました。
「きゃん！？」
剣士は、私に地面に叩き落とされると地面に体がめり込みました。
「っ！？
面白い！
それならば俺の最強魔法で潰れろ！
『メテオインパクト！！』」
魔法使いは、私が軽々と剣士と盗賊の頭らしき人物を倒したのを見て警戒したように私を睨むように見つめました。
そしてメテオインパクトの魔法を使い巨大な隕石を空から降らせました。
「わんちゃんぱんち！(ワンちゃんパンチ！)」
私は、両手を犬の手に変えてそのまま隕石を殴り飛ばすと遥か彼方に隕石が飛んで行きました。
「な、何だと！？
メテオインパクトは、街を１つ丸ごと破壊出来る破壊力があるのだぞ！？
それをやすやすと奴は、化物か！？」
魔法使いは、私がメテオインパクトの隕石を殴り飛ばしたのを見て杖を落として体を振るわせました。
「おすわりれす(お座りです)」
私は、両手を犬の手に変えて魔法使いを地面に向かって叩き落としました。
「きゃん！？」
魔法使いは、私に地面に叩き落とされると地面に体がめり込みました。
「さてと、まだやりましゅか？(さてと、まだやりますか？)」
私は、まだ倒れていない他の男性達をニコニコ笑顔で見つめました。
「ひっ！？
こ、降参です！？
殺さないください！？」
他の男性達は、涙目で地面に頭をつけて土下座をしました。
「ころしまちぇんよ(殺しませんよ)
そのかわりにもうこどもたちをゆうかいしたりひどいことをしないれくらたいね(その変わりにもう子供達を誘拐したり酷い事をしないでくださいね)」
私は、腰に両手を当ててニコニコ笑顔で魔王の覇気を放ちました。
「ひっ！？
も、もちろん、もうしません！？」
他の男性達は、私の魔王の覇気を感じて体をガタガタと振るわせました。
「やくそくれすよ。(約束ですよ)
それれは、こどもたちをこどもたちのいえにちゃんとおくりとどけてくらたいね(それでは、子供達を子供達の家にちゃんと送り届けてくださいね)」
私は、優しく微笑んで頭を下げて子供達を子供達の家に送り届けるのをお願いしました。
「は、はい、必ず子供達を家に送り届けます！」
男性達は、敬礼して子供達を家に届けるのを約束しました。
男性達は、慌てて子供達を家に送り届けに行きました。
私は、子供達を見送ると屋敷の地下からある気配を感じて屋敷の地下に向かいました。
屋敷の地下には、牢屋がたくさんあり子供達の白骨死体が沢山落ちていました。
「つらかったれすよね(辛かったですよね)
いま、らくにしてあげます(今、楽にしてあげます)
『みなさん、もどってきてください』(皆さん、戻って来て下さい)」
私は、沢山の牢屋に子供の白骨死体が沢山あるのに気がついて苦しんで死んだのを理解しました。
それが悲しくて涙を流しました。
そしてこの地下の牢屋にいる白骨死体の子供達に生き返る魔法を掛けました。
地下全体に黄金の光が輝きました。
すると地下で死んだ白骨死体の子供達が甦りました。
「よかったれす……(良かったです……)
みなちゃん、いきかえったみたいれすね……(皆さん、生き返ったみたいですね……)
れもこどもたちをこのままにしているわけにいきませんね……(でも子供達をこのままにしている訳にいきませんよね……）
『ぼうけんしゃ、ぎるどにとんでくらたい』(冒険者、ギルドに飛んで下さい)」
私は、子供達が甦ったのを見て安心をしたように微笑みました。
そして子供達を冒険者ギルドの前に瞬間移動させました。
「これでだいじょうぶれすよね(これで大丈夫ですよね)
あとは、ぼうけんしゃぎるどのしょくいんとぼうけんしゃたちにこどもたちのことをまかせたらだいじょうぶれすよね(後は、冒険者ギルドの職員と冒険者達に子供達の事を任せたら大丈夫ですよね)
れもまだおおしごとがのこっていますよね……(でもまだ大仕事が残っていますよね……)」
私は、気を失っている子供達を冒険者ギルドの前に瞬間移動をさせると子供達は、もう大丈夫だと思いました。
でも子供の誘拐の元をどうにかする為にあることを実行する事にしました。
ーTo Be Continuedー
