街でも一悶着あるみたいです(7話)
☆世界最強の魔道王幼女に転生してスローライフを満喫する☆
(転生物)
☆百合注意☆
~7話~
~ヒマワリの視点~
私の前世は、魔道王の賢者でした。
そして金髪幼女に転生しました。
今度こそは、平穏で過ごすと思いましたがドジを踏んで親に迷惑がかかると思い親から離れて旅に出ました。
旅の途中で盗まれた終末のオーブを探す邪神竜のスカビオサちゃんと一緒に旅をする事になりました。
そして旅で出会った冒険者のお姉ちゃん達の魔法使いのスミレ・ミシェルちゃんと戦士のエリカ・ガルシアちゃんとエリカちゃんの双子の妹で聖女のイチゴ・ガルシアちゃんと武道家のカトレア・ダビちゃんとも一緒に旅をする事になりました。
そしてエリカちゃん達と一緒に近くの街に寄りました。
「わーー、おおきなまちれすね!?(わーー、大きな街ですね!?)」
私は、街が大きくて目をキラキラ輝かして街の中を見渡しました。
「でしょう。
この街は、ワークって言って世界一大きな街って言われているのですよ」
エリカちゃんは、私の言葉を聞いて愛しそうに優しく私を見つめました。
「まず、冒険者ギルドに寄っていいですか?
依頼の報告をしに行かないといけませんからね」
エリカちゃんは、最初に冒険者ギルドに寄るのをお願いしました。
「あい、それは、かまいませんよ(はい、それは、構いませんよ)」
私は、大きく両手を広げてニッコリと笑いました。
「私もそれは、構いませんよ」
スカビオサちゃんも優しく微笑んでエリカちゃんの提案を賛同しました。
「ありがとうございます、ヒマワリちゃん、スカビオサさん」
エリカちゃんは、頭を下げて私とスカビオサちゃんにエリカちゃんの提案を聞いてくれた感謝を表しました。
私達は、冒険者ギルドに向かいました。
「すいません、探索の依頼の報告に来ました」
エリカちゃんは、冒険者ギルドの受付のお姉ちゃんに話しかけました。
「おや、エリカさんでは、ありませんか。
それで探索の依頼は、どうでしたか?」
ギルドの受付のお姉ちゃんは、エリカちゃん達に気がついてきょとんと首を傾げました。
「未知の魔物は、いませんでした。
それから未知の魔物の遭遇は、悪夢草で悪夢を見せられていた為に未知の魔物に遭遇したのだと勘違いしたのだと思われます」
エリカちゃんは、私の話した事をそのまま受付のお姉ちゃんに伝えました。
「なるほど……未知の魔物は、悪夢草のせいだったのですね。
それでは、冒険者ギルドの方で悪夢草の駆除依頼を出しておきます。
依頼完了ってことで構いません。
こちらが依頼の報酬です。
これからも依頼をよろしくお願いします」
受付のお姉ちゃんは、依頼の書類に依頼達成の判子を押して依頼の報酬のお金を渡しました。
「はい、確かに依頼の報酬を受け取りました。
これからもよろしくお願いします」
エリカちゃんは、受付のお姉ちゃんから報酬のお金を受け取り嬉しそうにニッコリと笑いました。
「そう言えば今、子供が誘拐されるの事件が続いているそうです。
お嬢ちゃんも気をつけてくださいね」
受付のお姉ちゃんは、しゃがんで私の目線に合わせて優しく微笑みました。
「ありがとうございます、それれは、きをつけますね(ありがとうございます、それでは、気を付けますね)」
私は、ニッコリと笑い受付のお姉ちゃんの忠告に感謝を表しました。
「お金も入ったし街の観光しませんか?
たまには、ゆっくりと遊ぶのも悪くないと思いますよ」
イチゴちゃんは、嬉しそうにニコニコ笑顔で両手を広げて街を観光する事を提案しました。
「そうですね。
たまには、良いんでは、ないですか?」
エリカちゃんも口元を押さえて少しだけ考え込んで直ぐにニッコリと笑い街で遊ぶのを賛同しました。
「ボクも街を観光するのは、賛成だよ」
カトレアちゃんも両手を大きく広げてニコニコ笑顔で街を観光するのを賛同しました。
「あたしも街の観光は、賛成ですよ」
スミレちゃんも街の観光が楽しみでニッコリと笑いました。
「私も街の観光は、別に構いませんよ」
スカビオサちゃんは、優しく微笑んで街の観光を賛同しました。
「わーー、まちのかんこう!?(わーー、街の観光!?)
もちろん、ひまわりもいきます!(もちろん、ヒマワリも行きます!)」
私は、街の観光って聞いて目をキラキラ輝かせて街に観光に行くのを即答しました。
「それでは、決まりですね。
街に観光に行きましょう!」
エリカちゃんは、両手を上に上げて街に観光に行く意気込みを表しました。
私達は、街の中を見渡しながら歩きました。
ふと、探索魔法で私を狙っているゴロツキの存在に気がつきました。
私は、冒険者ギルドの受付のお姉ちゃんから子供の誘拐事件の事を言っているのを思い出してわざとゴロツキ達に捕まり大元を潰そうって思いました。
「きょうかまほうれべるまっくす(強化魔法レベルMAX)
うぅ……おといれいってくるを!?(うぅ……おトイレ、行ってくるを!?)」
私は、強化魔法レベルMAXを自分の体にかけて股を押さえて慌ててゴロツキの隠れている方に向かって走って行きました。
「ちょ、ちょっと、ヒマワリちゃん!?」
エリカちゃんは、私が走って行ったのを見て慌てて大きな声を出して驚きました。
ゴロツキ達は、私が近づいたのを見て私を捕まえて袋につめました。
私は、ゴロツキ達に連れられてゴロツキ達のアジトに向かいました。
ーTo Be Continuedー