破壊神の終末の漆黒ドラゴンのスカビオサちゃん(4話)
☆世界最強の魔道王幼女に転生してスローライフを満喫する☆
(転生物)
☆百合注意☆
~4話~
~ヒマワリの視点~
前世は、魔道王アザミでした。
そしてこの時代にヒマワリとして転生しました。
私の力がばれるとまた昔みたいになると思い自分の力を隠して平穏に過ごしていました。
でもお父様達を助ける為に力を使った為に教会の異端審問官に目をつけられました。
このままでは、お父様達に迷惑がかかると思いお城を出る事にしました。
次の街に向かう途中で良く知った破壊神の終末の漆黒ドラゴンのスカビオサちゃんが他の冒険者のお姉ちゃん達を襲っているのに気がつきました。
私は、スカビオサちゃんと他の冒険者の間に降りてスカビオサちゃんの攻撃の漆黒の炎のブレスを防ぎました。
「げんきになーれ、げんきになーれ(元気になーれ、元気になーれ)」
冒険者のお姉ちゃん達が怪我で気を失ったのを見てお姉ちゃん達に傷が治る回復魔法をかけました。
お姉ちゃん達の傷が回復をしたのを見て安心をしてスカビオサちゃんの方を向きました。
「さてと、すかびおさちゃん、これは、どういうことれすか?(さてと、スカビオサちゃん、これは、どう言う事ですか?)」
私は、腕を組んでジトーとスカビオサちゃんを見つめました。
漆黒のドラゴンのスカビオサちゃんは、私に向かって尻尾を振り下ろしました。
「きょうかまほうれべるまっくす(強化魔法レベルMAX)
だからいつもいっていますよね(だからいつも言っていますよね)
ひとのいうことは、ちゃんとききなさいって(人の言う事は、ちゃんと聞きなさいって)」
私は、肉体を強化魔法の最上級魔法を自分にかけて私の方に振り下ろしてきたスカビオサちゃんの尻尾を掴みスカビオサちゃんの体を地面に叩きつけました。
恐怖のオーラのレベルMAXを纏いました。
「ひっ!?
そ、その、オーラは、まさか!?」
スカビオサちゃんは、私の恐怖のオーラのレベルMAXを感じて冷や汗をだらだらと流しました。
「はい、もとあざみれすよ。(はい、元アザミですよ)
いまは、てんせいしてひまわりといいます。(今は転生してヒマワリと言います)
で、むかし、やくそくしましたよね。(で、昔約束しましたよね)
むやみににんげんやえるふたちをおそわないって。(むやみに人間やエルフ達を襲わないって)
まさか、ひまわりとのやくそくをやぶったのれすか?(まさか、ヒマワリとの約束を破ったのですか?)」
私は、両腕を組んでジトーとスカビオサちゃんを見つめて恐怖のオーラレベルMAXをまた纏いました。
「ひっ!?
これには、訳があります!?」
スカビオサちゃんは、私の恐怖のオーラを感じて冷や汗をだらだらと流しました。
「いちおう、すかびおさちゃんのいいわけをききます。(一応、スカビオサちゃんの言い訳を聞きます)
で、どんなりゆうなのれすか?(で、どんな理由なのですか?)」
私は、軽くため息を吐いてジトーとスカビオサちゃんを見つめてスカビオサちゃんの言い分を質問しました。
「ほっ……
実は、終末のオーブを盗まれてね。
人間が持つのは、物騒のオーブでしょう。
なんたって世界を破壊する力を持っている終末のオーブ誰かに持たせる訳にいかないでしょう。
だから人間達を襲って終末のオーブの手掛かりを探そうと思ったのですよ」
スカビオサちゃんは、慌てて両手を振り人間を襲う言い訳をしようとしました。
「だからってにんげんをおそっていいりゆうになりません。(だからって人間を襲って良い理由になりません)
はーー、わかりました、ひまわりもいっしょにしゅうまつのおーぶをさがすてつだいをします。(はーーー、解りました、ヒマワリも一緒に終末のオーブを探すのを手伝います)
だからもうにんげんをおそわないでくらたいね(だからもう人間を襲わないでくださいね)」
私は、スカビオサちゃんの竜の体を触り優しく微笑みました。
「アザミ様、いや、ヒマワリ様が終末のオーブを探すのを手伝ってくれるのでしたらもう人間を襲うのを止めます。
宜しくお願いします、ヒマワリ様」
スカビオサちゃんは、頭を下げて終末のオーブ探しを手伝うのをお願いしました。
「ところですかびおさちゃんってにんげんのすがたになりますか?(ところでスカビオサちゃんって人間の姿になれますか?)
どらごんのすがたでまちにちかづいたらおおさわぎになります(ドラゴンの姿で街に近づいたら大騒ぎになります)
にんげんのすがたになれないのでしたらひまわりがまほうでにんげんのすがたにかえてあげますよ(人間の姿になれないのでしたらヒマワリが魔法で人間の姿に変えてあげますよ)」
私は、スカビオサちゃんのドラゴンの姿を見渡して人間の姿になれるのか質問しました。
「それは、大丈夫です」
スカビオサちゃんは、目を瞑ると体が光輝いて16歳ぐらいの黒髪のロングヘアーの美少女の姿に変わりました。
「これで大丈夫ですか、ヒマワリ様?」
スカビオサちゃんは、腰に両手を当てて人間の姿を自慢しました。
「ってにんげんのすがたは、かまいませんがなにかようふくをきてください!?(って人間の姿は、構いませんが何か洋服を着てください!?)」
私は、スカビオサちゃんが人間の裸の姿になったのを見て顔を真っ赤にして魔法で黒色のワンピースを出してそれをスカビオサちゃんに渡しました。
「別に私は、裸でも構わないのに」
スカビオサちゃんは、めんどくさそうに私の渡した黒色のワンピースに着替えました。
「すかびおさちゃんがきにしなくてもひまわりがきにします。(スカビオサちゃんが気にしなくてもヒマワリが気にします)
すかびおさちゃんがはだかだったらめのやりばにこまりますよ(スカビオサちゃんが裸だったら目のやり場に困りますよ)」
私は、顔を真っ赤にしてスカビオサちゃんの裸の事を反論しました。
「まったくヒマワリ様は、固いんだから……
うんと……どうですか、ヒマワリ様?」
スカビオサちゃんは、黒色のワンピースに着替えると軽く回ってスカビオサちゃんの黒色のワンピースに着替えた姿を私に見せました。
「あい、すかびおさちゃん、すごくかわいらしいれす!(はい、スカビオサちゃん、凄く可愛らしいです!)」
私は、スカビオサちゃんの黒色のワンピース姿を見て興奮したように息を荒くして目をキラキラと輝かせました。
「そうですか……?
それならば良かったです」
スカビオサちゃんは、私が興奮したのを見て戸惑いながら苦笑いを浮かべました。
こうしてスカビオサちゃんと一緒に旅をする事になりました。
久しぶりの誰かと一緒の旅が楽しみで仕方がありませんでした。
ーTo Be Continuedー