魔道王幼女に転生する(2話)
☆世界最強の魔道王幼女に転生してスローライフを満喫する☆
(転生物)
☆百合注意☆
~2話~
その昔、魔法が栄えた魔道の国が合った。
その国の魔道王の大賢者は、神とまで言われて魔道王に不可能な事がないとまで言われていた。
でも魔道王は、あまりにも強大な力を手に入れた為に世界を我が物にする為に世界征服の野心に取り付かれた。
魔道の国は、全世界に戦いを挑んで全世界が戦いの闇の歴史が始まった。
魔道の国に全世界が征服されるかに思えた。
でも突然現れた勇者により魔道王は、倒されて世界平和になった。
そうこれは、言い伝えられている昔話。
でも隠された裏話があることを誰も知らない……
「正気なの、アザミ!?」
勇者サツキは、聖剣エクスカリバーを構えて魔道王のアザミを睨みました。
「うん、これで全て上手く行きます」
魔道王のアザミは、杖を勇者サツキに向けました。
「それでは、アザミがあまりにも不便だよ!?」
勇者サツキは、聖剣エクスカリバーを構えて涙目で魔道王のアザミを見つめました。
「これが魔道王としての責務です。
さあ、サツキちゃん、遠慮なくやってください」
魔道王のアザミは、杖を勇者サツキに向けて優しく微笑みました。
「うぅ……うわーーーー!?」
勇者サツキは、魔道王のアザミに向かって行き聖剣エクスカリバーで魔道王のアザミの心臓に剣を刺しました。
「ありがとうございます、サツキちゃん……
生まれ変わったらまた私の友達になってくださいね……」
魔道王のアザミは、勇者サツキの体を抱き締めて優しく微笑みました。
「ああ、生まれ変わったアザミをきっと見つけるからね。
そしたらまた友達になろうね……」
勇者サツキは、涙を流して魔道王アザミを抱き締めました。
こうして魔道王と勇者の戦いの幕が閉じました。
それから千年に時間が過ぎました。
そしてある王宮で1人の女の子が生まれるところから物語が始まります。
「王様、おめでとうございます!
産まれました!
女の子です!」
王様の元に家臣がやって来て息を荒くして赤ちゃんが産まれた事を知らせました。
「本当か!?
おお、ついに待ちわびたぞ!?」
王様は、赤ちゃんの元に向かいました。
(あれ、私生まれ変わったの?)
私は、気がつくと赤ちゃんになっているのに気がついて軽く周りを見渡しました。
「おお、可愛らしい女の子だ。
でかしたぞ、ジャスミン!」
王様は、私を抱き抱えて嬉しそうに微笑みました。
「はい、シャガさん……
でシャガさん、この子の名前は、もう決めたのですか?」
王女様は、私の頬っぺたを触り優しく微笑みました。
「名前は、ヒマワリだ。
ヒマワリのようにのびのびと明るく過ごしてほしいって思いを込めてこの名前を考えた。
どうだ、ジャスミン?」
王様は、私を抱き抱えて嬉しそうにニッコリと笑い私の名前を質問しました。
「ヒマワリ……
良い名前ですね。
のびのびと元気に過ごしてくださいね、ヒマワリちゃん」
王女様は、私の頬っぺたを触り優しく微笑みました。
こうして私は、王様のシャガと王女様のジャスミンの間の子供として転生しました。
それから月日が立って私は、6歳になりました。
でもこの後に私の運命が変わる出来事が起きました。
今日は、お父様とお母様と私と他の家来達と隣街まで行く為になりました。
でも街に向かう途中で炎の攻撃を受けました。
馬車がひっくり返りました。
「な、何事だ!?」
私達が慌てて馬車の外に出ました。
すると上空にレッドドラゴンが空を飛んでいました。
「レッドドラゴンだと!?
逃げてください!?
ここは、我々が足止めをします!」
兵士達が王様達をレッドドラゴンに護るように立ちました。
レッドドラゴンの炎のブレスが私達に向かって来ました。
「ひかりのけっかい(光の結界)」
私は、私達の周りに光のドーム型の壁を出現させて炎のブレスを防ぎました。
「きょうかまほうれべるまっくす(強化魔法レベルMAX)」
私は、強化魔法のレベルMAXを使い肉体を強化しました。
「わんちゃんぱんち!(ワンちゃんパンチ!)」
私は、両手を犬のグローブに変えるとレッドドラゴンを殴り飛ばすとレッドドラゴンが山の遠くまで吹っ飛びました。
「ヒ、ヒマワリ……?」
お父様は、戸惑いながら私を見つめました。
お母様と他の兵士達も戸惑ったように私を見つめました。
「あ、あの……すいましぇん、おとうさま……(あ、あの……すいません、お父様)」
私は、お父様に嫌われたって思い俯いてしゅんと落ち込みました。
「ヒマワリ……
すまない、そうだよな……
ヒマワリは、何者でも俺の娘だ……」
お父様は、私を優しく抱き締めてくれました。
「そうですよ。
何が合っても何者でもヒマワリちゃんは、私の大切な娘ですわよ……」
お母様は、私を優しく抱き締めてくれました。
「ありがとうございます、おとうさま、おかあさま……(ありがとうございます、お父様、お母様)」
私は、お母様とお母様の気持ちが嬉しくて涙を流してお父様とお母様を抱き締めました。
この出来事の後であんな事がおきるとは、思いませんでした。
この後に大聖教会の異端審問官のスミレ・ルーが王様に会いに来ました。
「大聖教会の異端審問官のスミレ・ルーだ。
この城に神に背く魔女がいるって聞いている!
大人しく魔女を出しなさい!!」
異端審問官のスミレ・ルーは、王様の方に杖を向けました。
「なんの事ですか?
この城に魔女なんかいませんよ」
王様は、私の事を隠しました。
「まあ、良いでしょう。
今回は、引き下がりますが……
諦めていませんからね。
必ず魔女を出してもらいますからね。
また来ます」
スミレは、ジトーと王様を見つめました。
ため息を吐いて城から出ていきました。
私は、このまま城にいたら優しいお父様やお母様やお城の人達が私の為に無理をして迷惑がかかるって思いお城を出て旅をする事にしました。
お父様とお母様の城を出ていくのを謝る手紙を書いて城を出て行きました。
そしてこの後に運命を変える様な出会いがありました。
ーTo Be Continuedー