1たばこ休憩ってバグ技だよね
この小説のページを開いてくださって本当にありがとうございます。
始めて小説に挑戦するので至らないところは多々ありますが皆様に鍛えて頂ければと思います。
「はぁ…仕事辞めたい…」
1日に退職することを考えるのは何回目だろうか
トイレへ逃げ込み疲れ果てた体を癒やすため、強引に休憩時間を確保する。
だってもう終電逃して昼の三十分休憩しかしてないんだよ?それでも上司や先輩達は、朝6時に出勤したときと顔色は何一つ変わっていない、あいつらバケモンかよ…
上司たちの体力に恐怖していると、入り口から足音が聞こえて、体に緊張が走る
「おい!何時までトイレ入ってんだ!もう1分30秒も経ってんぞ!」
トイレの狭い空間で、ハゲ課長の叫び声が響く
「すいません…すぐ出ます」
せっかく確保した休憩時間もすぐに終わってしまった。
弊社には様々なブラックルールがある
謎ルールその7【お花摘みは30秒以内】だ
理不尽なルールだが、仕方ない上司の仰ることは絶対なのだ、でもタバコ休憩はOKらしい
…頭おかしいんじゃないかな
これ以上トイレに留まっててもまた、怒鳴られるだけなので、急いで戻る。
廊下を小走りしていると異変に気付く。
「何かガス臭いな…課長お腹痛くて怒ったのかな」
多分トイレに行ったら先客がいて思い当たった人物が俺なのだろう、なら仕方ない
下らないことを考えつつ、扉を開けると罵声が飛んでくる。
「おまえ、何やってたんだよ、まさかサボろうとしてたのか?ふざけんな!」
「すいません、お腹が痛かったので」
「長すぎなんだよ、今ガス臭いのもお前の屁の匂いか?」
ただでさえ醜い顔を歪めて嫌味を吐かれ
「仕事ってのは、時間をどれだけ大切に使えるのかが大事なんだよ」
タバコを取り出し、この言葉が課長の口から出たら説教が始まる合図だ、
説教が始まった。
ありがたくない言葉が右から左へ突き抜ける。
「お前は何時になったらルールを覚えられるんだ?108個しかないんだからすぐだろ」
「これは、お前のために言ってるんだ」
「社会ってのはなぁ!」
言葉が断片的に脳に入ってくるが、直ぐに切り捨てて思考する。
明日退職届を出し会社辞めて、この3年間で貯めた貯金を使いながら半年間ニートやって
好きなゲームやってアニメ見て心を癒そう。
これだけブラック会社に耐えたのだ、少しくらい自分にご褒美ぐらいやって良いだろう
そう決意し最後ぐらい話を聞こう、これで最後だ、そしたら課長はタバコに火を着けようとしていた。
「お前は逃さないぞ」
その言葉と共にタバコに火がつけられた瞬間
自分は爆発に巻き込まれ意識を失った
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます…
言葉遣いや句読点の付け方に違和感を覚えられたかもしれません…
もし何か少しでも感じたことがあれば感想を書いていただけるとほんとに嬉しいです!
これから宜しくお願いします!