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プロローグ

今の世界には表と裏がある。殆どの人は表の世界しか知らずに過ごしているだろう。しかし、裏だけに住う者もいれば、表と裏を行き来する者もいる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今日の仕事は麻薬取引の護衛だ。身体能力の高さを生かして、取引先が妙な動きをした瞬間に殺せと言われている。


取引はとある路地裏で行われているようだ。取引先の人間が来た。少し緊張状態に入る。少しでも妙な動きを相手がした瞬間に、すぐにナイフを抜いて斬りかかれるようにだ。しばらく話し声が聞こえ、その後何かを手渡す音が聞こえた。どうやら問題なく取引は終わったようだ。その時だった。




「緊張しすぎで死んじゃうよ?」




後ろから声が聞こえた。いつの間にか誰かが立っていたようだ。素早くナイフを抜いて斬りかかる。視界を黒い影が走り抜けた気がした。次の瞬間首に焼けるような痛みが走り、俺の意識はそこで途絶えた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「お仕事終わり。『麻薬の取引現場を見つけ、取引中の相手たちを殲滅せよ』のミッションを完了。帰ろ」


黒い影はそう呟いたと同時に、姿を闇に溶かすようにして消えた。

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