登場人物紹介
現在投稿している話までの登場人物をまとめました。
物語が進んでいくに従って追記していきます。
「深見 里奈」
主人公。中学2年生。平均より高めの身長に、肩にかかるくらいの黒髪をした少女。
人を殺すことに喜びを見出す性癖の持ち主。ある日大男に殺されて見知らぬ森の中で目を覚ます。
体力も筋力も一般的な中学生よりも劣る一方、頭の回転が早く行動力に長ける。人を殺すためなら騙し討ちも厭わず、猫をかぶって油断を誘うことも得意。
目を覚ました異世界で様々な物事に翻弄されながら、持ち前の知恵と技術で元の世界への帰還を目指す。
「里奈の両親」
故人。宗教団体「霊堂知命会」に属していたが、儀式の最中に不慮の事故で死亡した。
「有島 健吾」
里奈の育ての親。筋肉質の巨漢。
強面に反して面倒見のいい男。姉の遺した子である里奈の面倒を見ているが、その異常性には気づいていない。
「スーツ姿の男」
スーツの上からコートを羽織った細身の男。殺される直前の里奈と会話した。
里奈の死後も、彼女の死体を巡って暗躍する。
「ドフ」
百獣狩りの異名を持つ狩人。小柄だが筋肉質な体を有し、弓矢や鉈を武器に戦う。
王の命令を受けて魔女狩りに参加した戦士の一人。
「リーヴス」
王家に仕える近衛部隊の副隊長。長身の好青年。
王の命令を受けて魔女狩りに参加した戦士の一人。
「ミューイ」
王家に仕える魔術師隊の副隊長にして、国で最も強い力を持つ魔術師ラネッシュの一番弟子。真っ白な肌に灰色のローブが特徴的な美少女。
王の命令を受けて魔女狩りに参加した戦士の一人。
「リリィ」
王立魔術大学の女性教授。頭脳明晰で端正な美貌を持つが口が悪い。屋外作業用の無骨なコートに身を包んでいる。
魔女狩りに参加する予定はなかったが、好奇心と研究者魂に押されて飛び入り参加。
特別な能力は持っていないが研究者としては優秀であり、彼女の研究室へ配属されることを望む学生は後を絶たない。
「小動物」
ラネッシュが弟子のミューイに持たせた使い魔。ヤマネが元になっているが人間の人格を持ち、甲高い声で喋る。
魔女狩り一行のお目付役兼連絡要員。
「トーラ」
禁足地の森の奥にひっそりと暮らす魔女。里奈から見ても現代風な服装をしてるが、その白い頭髪は蛇のようにうねり、先端だけが黒く染まっている。
かつて強大な魔力を振るい、大勢の人間を殺害した魔女本人。しかし今はその殺意も鳴りを潜めており……。
「イルス」
エラミス王国を統治する王。若い頃は逞しい肉体をした剣士だったが、王座に就いてからは訓練の時間もなく、今ではでっぷりと太っている。
善人だが人に甘い一面があり、特に自分を支持してくれる人間は厚遇する。それが原因で王国内には、王政に対する不満が噴出している。
「ラネッシュ」
エラミス王国の中で知らないものはいない最強の魔術師。自走する車椅子に乗り、全身を包帯で覆っている。
高い魔力を持つ一方で奸計を好み、言葉巧みに人を操る策略家の一面も持つ。かつては若きイルス王と共に魔女トーラに挑み、彼女を撤退させた。
「ルイ」
王立魔術大学の学生。外見にはこれといった特徴のない中肉中背の男。リリィの直属の教え子。シーナを慕っている。
「シーナ」
王立魔術大学の学生で、艶やかな銀髪の女性。リリィの直属の教え子でありルイの先輩でもある。
常に冷静沈着だが、心のうちには熱い情熱を秘めている。
「ボリス」
エラミス王国の僻地のスラム街にて、革命団体「悪戯部」を組織している男。長身とオールバックの髪型がトレードマーク。
イルス王と大臣たちの政治に不満を抱き、民主化のために王権打倒を目指す。素手であっても里奈から警戒されるほどの強さを持つ。
「ナッツ」
悪戯部のメンバー。
太った間抜けな男だが元軍人で、怪力を活かした戦いを好む。
「フリッパー」
悪戯部のメンバー。
頭は禿げ上がり、左足は義足になっている。
「ミルトン」
悪戯部のメンバー。眼帯の男。
スラム街では有名な荒くれ者だったがボリスに敗北し、彼の元に降った。
「101」
悪戯部のメンバー。胎児のような本体から手足を自由に伸ばすことができる異形の生物。高い魔力を持ち悪戯部の活動をサポートする他、直接の戦闘もこなす。
「ウィシック」
エラミス王国に本拠地を持つ大商人。ウィシック商会を通せば日用品から奴隷まで、手に入らないものはない。
「スヴァール・サイニー」
エラミス王国の最北端に領土を有する貴族、サイニー家の当主。気まぐれで好戦的な女性。悪戯部のパトロンとして、金銭面その他諸々のサポートを行っている。