漫才の台本

夢はあの世の世界

A あのさ。バイト先のおばちゃんにさ、「寝てる時に見る夢は、あの世の世界かもしれんで」って言われてんけどさ

B 面白い考え方やな

A オレはあん時、「そうなんですかぁ」って返したんやけど、お前に本音言うわ。そんな訳あるか！バンッ！（Bの肩を叩く）

B 痛った！なんやねん。あり得るかもしれんやんけ！その予想！

A 夢があの世な訳ないやろ！

B 何でそんな自信あるんよ？

A オレの昨日の夢、片桐はいりに追いかけられる夢やぞ！あれ何やねん！天国か地獄か分からんやんけ！

B フフッw。まぁ、分かれへんな

A あのバイトのオバハン。何言ってるんや！マジで！

B その見た夢、オバちゃんに言ったら良いやんけ！「僕の夢に片桐はいり出て来たんですけど、ホンマにあの世ですかね？」ってw

A そんなん言ったら変な宗教のチラシ渡されるんよ

B …それやったら確かに言わん方が良いな

A 夢の片桐はいりめっちゃ恐いねん。怒りながら「まめぶ！まめぶ！」って追いかけてくるねん

B あまちゃんの片桐はいりやんけw

A 朝ドラのあまちゃんの片桐はいり、やたらまめぶ汁勧めてたやん。なんか知らんけどオレも勧められてさ

B 追いかけてる間に汁こぼれそうやけどなw

A そこは夢やから大丈夫やねん

B そうなんやwどんな感じで追いかけて来るん？

A 片手にみそ汁の茶碗持ちながら「まめぶ！まめぶ！」って怒りながら追いかけて来るねん

B www。それでどうなったん？

A 捕まった所で目が覚めた

B 夢で良かったねw

A あのまま、起きひんかったら、あの世に連れて行かれてたわ

B お前、オバちゃんの話信じとるやないか！帰るわ！