中世ヨーロッパ風ファンタジーを書くために知っておきたい西洋法律史
西洋風ファンタジーを書くために知っておきたいヨーロッパ法律史。
「盗み」も「殺し」も「奴隷制」も合法。
紀元前450年頃:「占有」の概念ができて「盗み」が刑罰になる。殺人はお金を払えば許される。奴隷制は合法。
西暦一世紀:ユスティニアヌス帝によって「ローマ法大全」がまとめられる。
西暦4世紀:「ローマ法大全」が破棄され、西ローマ帝国崩壊。
西暦11世紀:「ローマ法大全」が復活する。
西暦13世紀:「公共財」の概念が始まる。
西暦17世紀:「奴隷制」が禁止される。つまり、中世ヨーロッパを忠実に描いたファンタジーでは奴隷制が存在し、性奴隷もいる。奴隷売買もやってるし、奴隷売買で大儲けしている。
西暦19世紀:イギリスで「近代警察」が整備される。
注釈:
ゲームやアニメなどで中世ヨーロッパの城のモデルになってるのはドイツで十九世紀に建設された「ノイシュヴァンシュタイン城」であり、近代最先端建築物である。
日本の城がダサいのは、武家政権を政敵とみなす天皇家マニアが格好いい武家の城の建設の邪魔するから。