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せっちゃんたちの恋愛事情  作者: くい
はじめまして、ゆうしゃのいけにえです
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1ー01

ひと月半ほど毎日2500文字を目標に書いております。

何よりも文字数を目標としておりますので、修正しつつ更新いたしますが、内容についてはうっすらとお手柔らかにお願いします。

三十路と四十路の中間を生きる女性ーー名前を出水(いずみ)雪白(ゆきしろ)というーーは神だと名乗る初老の紳士としばらく話をした。

何が起こったのか、どうして、そんなことになったのか、彼女が知りたいことは全て、包み隠さず伝えられ、雪白は最後に諦めた感情を混ぜて、微笑んで見せる。そんな彼女の表情に酷く後悔したような神は、彼女にどんな人生を送りたいか、と問うた。

雪白は少し悩んでから、照れたように笑う。


「前の私みたいに…もしくは、兄さんと義姉さんみたいに、穏やかな人生です、かね?」

「…そうか。それから、もう一つ」


雪白の寿命はまだ生きていたのと同じくらい残っていた。それを使って、新たな“スキル”を授けることもできるし、他に色々できることがあるがどうするか、と続ける。

また少し悩んだようにした彼女は、へらり、と今度は軽薄な笑みを浮かべた。

そして一言、


「わからないので、お任せします」


と。

神は確と頷いて、疑問はあるか、と首をかしげた。

彼女は、あの白い箱の中で起きたのはなんだったのか、と問う。神は、ああ、と気がついたように語る。

“スキル”というものを人に授与できるのはその道を極めた者だけ、だが、経験は与えることができないため、与えるとレベル1…雪白の基準でいうと小、というものに該当する。

余談だが、大と究極しかなかった彼女の“スキル”の見方は『小、中、大、(きわめ)、究極』なので、真ん中と最大値だ。人によって見方が異なり、基本的には3〜10段階となるが彼女の場合はだいたい1が小、2〜4が中、5〜6が大、7〜9が極、10が究極となる。雪白は神から実は段階が少ない人の方が習熟度が上がりやすいと言う小話も聞けた。

本題に戻そう。

女神は少年の願いを叶えた。数多くの“スキル”で、チートをするのだ、と言う願望があったらしい少年に数多く与えるために100人のプロフェッショナルを集めた。寿命のある魂は使えないためなくなる寸前、もしくは直後のプロフェッショナル…となると、当然老人が多くなる。そこに紛れ込んだのが“オタク”のプロフェッショナルになれる可能性を秘めていた寿命の残る雪白だった。

プロフェッショナルたちの魂はきちんと輪廻へと進み、残った宝石はスキルの源。うめばあちゃんの桃色はどうやら愛妻弁当であったのだが、雪白たちに判断する術はなかった。

また、スキルの習熟度は基本的に10年で1段階上がっていくのが基本であり、使わずにいれば段階が下がることもあり得る。詳しくは知られていないが、最大スキルは使えば使うほど様々な利点をもたらす。


「行っておいで、君の固有スキルは魔族に近いようだから」

「はい。いってきます」


へらっと笑う彼女の目には楽しげな希望の混じる光があった。

それを見て満足そうに頷いた初老の紳士は姿を若々しいものへと変えて父性を浮かべた瞳でしばらく雪白の向かったリレントを見つめる。彼女がしっかりと保護されたのを確認してから、一番年若い女神をまっすぐに見つめ、人として、輪廻に返したのだった。





周りが、森だった。

鬱蒼としているが、それでも空気は重くない。むしろ清々しささえ…いや、嘘ついた、清々しさはない。普通の森って感じだろうか、それとも自然公園の方が近いかも。

そう思いながらも突然ここに放置されて私は一体どうすればいいのかと。

首を傾げて、とりあえず…ここはステータス確認だろう、とステータスを開いてみた。

先ほどと同じように浮かび上がる液晶のようなそれをじっくりと見つめると、ゲームのようなものだとばかり思っていたが、そうでもないらしいと気がつく。

なんか…すごく、曖昧で大雑把です。


基本ステータス

名前 出水 雪白(雪白、せっちゃん)

体力 全快状態

魔力 有り余り気味


スキル

おばあちゃんの知恵(究極):おばあちゃんたちが持つ生活全てにおける知恵を借りられる。地球の知識のみならず、リレントにおけるおばあちゃんの知恵袋も知っている。

 ▽知恵袋に関連する知識への造詣が深くなる。おばあちゃんは森羅万象をも知る。

美の追求(大(究極)):美しさを追求するのに、年齢は関係ない。美しくいたいのなら、美しさを追求すればいい。

 ▽外見にボーナス

 +おばあちゃんの知恵袋によりブースト(大)

健康の追求(大(究極)):健康第一。スキルを所持しているだけで、病気・怪我をしにくくなる、また罹ってしまっても治りやすい(注:中二病には作用しない)。

 ▽体力の最大値・回復量・上昇量にボーナス

 +おばあちゃんの知恵袋によりブースト(大)

家庭料理(大(極)):ほっこりする家庭料理。どこか懐かしくて、心安らぐ美味しさ。お店での料理は緊張してしまうのが難点。

 ▽作った料理にランダムで付加能力

 +美の追求によりブースト(中)・健康の追求によりブースト(中)

愛妻弁当(大(究極)):愛情込めたお弁当は食べた相手を元気にする。思いを乗せて、行ってらっしゃい。

 ▽お弁当に望んだ付加能力がつく

 +家庭料理によリブースト(大)

オタク(究極):固有スキル、好きなもの・興味を抱いたものに対しての集中力・記憶力・妄想力が優れている。反面、中二病にかかりやすくなり、治りにくくなる。

 ▽習熟度が上がりやすい

主神の寵愛(究極):固有スキル、主神の寵愛を受けた存在。将来が約束される。

 ▽幸運になる


技能

□魔法:色々使える


スキル技能

□知恵袋:ちょっとしたことから、森羅万象までを把握できる(魔力使用量 ほんのちょっと)

□美の伝道師:自分はもちろんのこと、他人を美しくするアドバイスができる(魔力使用量 ほぼゼロ)

□健康の伝道師:自分はもちろんのこと、他人を健康にするアドバイスができる(魔力使用量 ほぼゼロ)

□マッサージ:美容と健康のために自分にも他人にも使える(魔力使用量 少し)

□リサーチ:他人の好みの味を把握できる(魔力使用量 ちょっと)

□いつでも美味しく:お弁当を作りたて状態〜冷めた状態の任意を選び時間・空間停止ができる(魔力使用量 ほぼゼロ)


固有スキル技能

□布教:自分の好きなものを他人に教える。相手の理解度によって魔力使用量が変わる(魔力使用量 変動)

□中二病:意味のわからない言い回しとかがしたくなる、相手を巻き込むこともある、持続時間はランダム。魔力は後日巻き込まれた相手含め回収される(魔力使用量 変動)

□お祈り:神様にお祈りをする、願いが叶うかもしれない(魔力使用量 主神の気分次第)

□神様ぶーすと:主神のお遊び、戦闘チート気分が味わえる(魔力使用量 ほとんど全部)

中二病は不治の病

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