表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-魅惑の憑-  作者: 幹藤 あさ
256/288

5話

四人が見守っていると、くいしばった歯の隙間から漏れるような声が少しだけ、ほんの少しだけ聞こえた。


琴音の形をした人形から、するっと白い筋のような物が出てくるのが、むつと祐斗には視えた。


その筋のような、犬神憑きはうろうろと京井の周りを回っているが、京井は気付く気配もない。犬神憑きが、困ったように二人を見ている気がした。


困ったように祐斗が、むつを見るとむては、肘で祐斗をつついた。そして、京井の方に向かって顎をしゃくって見せた。


二人はしばらく、互いにつつき合い、顎をしゃくって見せたり、口パクで何かをやりとりしていたが、祐斗が折れたのか京井の所に向かって行った。


「どうしたんだ?」


冬四郎がむつの微妙そうな顔と、振り返りながら京井の側に向かう祐斗とを交互に見ている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ