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擬音語(オノマトペ)

バキッ2

作者: amago.T/

 壁に叩きつけると、ひびがはいった。

 床にたたきつけると、床がへこんだ。

 上へ投げると、落ちてきた。


 暑くなって、冷凍庫をあける。

 丁度入っていたアイスキャンディーを取り出す。

 真ん中で折ろうとしたら、上手く折れなかった。

 仕方なくハサミで切ろうと思っても、ハサミが見当たらない。

 仕方なく、包丁で切る。


 縁側に出ると、ちびっこが寄ってきた。

 両手に持っていたアイスキャンディーに目を向けているから、片方あげた。

 並んで座って少しずつ食べると、ちびは服の上に大胆に滴らせていた。

 服を脱がせて洗って干して、乾くまでは放っておいた。


……――……


 嫌な音がきこえた。

 行ってみると、すのこを踏みぬいたちびっこがいた。


 睨むと、泣き始めた。


 泣きやんだら服を着せて、家まで送り届けた。


 苛立って、また壁に叩きつけると、ひびが大きくなった。

 床にたたきつけると、床がへこんだ。

 上へ投げると、落ちてきた。

 硬い地面にあたって、折れた。

補足※投げているのは木製の古いバットです。

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