閑話休題 人物紹介
・柿崎一太15(高1)男 のっけで暴力を振るっているが、侮辱する人間を自分の裁量で排除するのはこの世界ではあたりまえという表現。現実世界程潔癖ではない。攻撃すれば攻撃される。精神的な内容だから許されて当たり前という考え方がない。
一太のステータスは平凡、二割増し程度。容姿も同様でゲーマー。
風評よりも自分の中の内的基準に従って行動するのでちょっと変わっていると言われる。
長浜みゆが好みではあるものの「ジャンル違うよね」とかすってもいない感じだった。
・田中=ラ=ボタモチ(高1)男 名門ボタモチ家の嫡男。(田中は苗字ではなく名前!)男親の遺伝子が強すぎたのか茶髪の高校日本人高校生にしか見えないがれっきとしたハーフで地毛。何もかもが信じられないのか時代錯誤にもぴっちりオールバックのヘアスタイルは高校生にありがちならしい勘違いである。当然母国語は話せない。母親が日本になじみすぎたからである。
・田中玲於奈(高1)女 弱小女バス期待のルーキー、男顔負けのフィジカルの持ち主
運動神経も当然よくソフトボール部長が「絶対あきらめませんわ」高らかに宣言したのは有名。だが意思は固い。ここまで頑なな理由は内緒だが、ぶっちゃければメージである。乙女。その割には逆玉志向が強く田中の周辺警護に余念がない。ある意味一番の策士。
長浜みゆとつるむのも打算であるがそれをナチュラルにこなしてしまう。
男子人気も地味に高く「実は私は」のブルータス状態なのだがブランドに目がくらんでいるのがざんねんである。
・長浜みゆ(高1)女 公式ヒロイン枠のイメージを強く漂わせた猛者。ピアノ極振りで、それが可能な両親に恵まれたお嬢様。ただ、身嗜みや容姿の優れている者にイケメンの価値があまりわからない。もちろん容姿が良いに越した事はないが、ブランド志向が強い人間「エリート主義」には閉口している。
・吉田逸粕高校教諭6年目 専攻は美術
名前にコンプレックスを持っているが、年相応にこなしている。体罰を禁じていない訳ではない。体罰や万引きなど窃盗、暴行として処理される。『体罰で済ませてやっている』という感覚。授業の進行妨害で逆に親やPTAが訴えられ敗訴した事例もある。
学校は生徒を使える人材まで教育して出荷する機関という認識が根付いており、託児所の代用品という感覚は無い。
愛車はスズキのジムニーで趣味はソロキャンプ。サバイバルアクティビティの側面が強い。ゲームはざっくり程度だったのだが『百→モンマニ』のコンボでこちらにどっぷりはまった。サバイバルギアは泣く泣く売却。あとはディスプレイを新調すれば切り替え終了であり・・・すべて売却すればまた買い直しから始められるという度し難い欲望が見え隠れしている。