事故物件
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:事故物件
「どうぞ〜♪上がって上がって♪」
男「お邪魔しまぁす」
男「うわぁ、結構良い部屋だね」
「フフ♪うん。駅近だし、コンビニとかも近いし、まぁ言うことないかな」
男「へぇ〜、俺もこんなアパートに引っ越したいなぁ」
「フフ♪」
(リビング)
「あ、紅茶で良い?それかコーヒーかな?」
男「ん、どっちでもいいよ♪」
「じゃあ〜紅茶にしよっか♪昨日、おいしいの買ってきたんだ」
(談笑)
「でさー、バイト先のその子、結局やめちゃってさぁ〜」
男「へぇ〜wそりゃ災難だったね」
「まぁね。ん、どうしたの?紅茶飲まないの?さっきからずっとテーブルに置いたっきりで」
男「ん、ああ、ありがと」(紅茶を飲む)
「……」
男「…うん、うまいねこれ」
「…あ、そう?ふふん♪ちょっと奮発して買っちゃったんだ」
男「そうなのwオレ実は紅茶好きだからありがたいよ」
「そうなんだ。……」
男「……(ニヤリ)待ってるんだね?」
「……え?な、何を?」
その日、彼女がナンパして引っ掛けてきた男は
すっくと立ち上がり、冷蔵庫の方へ。
「え?ちょっと何してるの?」
冷蔵庫をおもむろに開ける男。
「ちょ、ちょっと!人ん家の冷蔵庫を勝手に…」
男「おーおー、よく冷えてるなぁ、誰か知らないけど。…男、って事は確かだよね」
「……フフ…あははwwバレちゃったかぁ。あなたももうすぐそうなるのよ」
男「…さっきの紅茶?」
「フフ」
男「睡眠薬か」
男「…でも、ちょっと不思議に思ってんだろ今?」
「……」
男「なんでこいつ、強力な睡眠薬飲んだのに全然眠くならないんだろって…」
「……」(表情が少し変わる)
男「お前、根っからの殺人鬼なんだよなぁ。こいつも同じようにしてヤったんだろ?」
男「なんで薬が俺に効かないのか、考えないの?」
「…………」
男「俺さ、この部屋に前に住んでたんだ。で、俺がこの部屋で消えてから、この部屋、事故物件になったんだよ…。それ知ってるの、このアパートの大家だけだけどね」
「…………………え?」
男「俺も同じような目にあってさーこいつと。まぁ殺されるまではいかなかったけど…そう言う女に対して恨みがあるんだなぁ…」
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=A4u0QIidJNc
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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